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移転。

SakeBase

2021.10.5

SakeBase本店は2022年1月31日を持ちまして正式に新店舗へ移店することが決定しましたので、皆様へお知らせ致します。現店舗は賃借契約期間の満了に伴い、新店舗へ移店をするという運びとなりました。5月頃から新店舗を探していましたが、なかなか空きテナントが見つからず、大好きな西千葉という町から離れるという決断も一瞬、頭をよぎりましたが、どうしても好きな場所でお店を続けたいという想いが強く、学生時代を過ごした思い出の土地から離れる決断を下すことは容易なことではありませんでした。悩んでいるうちに決断〆切日までの時間は湯水の如く過ぎ去っていきました。残り1カ月で移転先を決めなければならない状況まで追い込まれていた7月30日の夜、町を歩いていると空き店舗の中で片付けを行っている1人の男性の姿を見つけました。「何をされているんですか?」と声を掛けると「高齢の母が店を閉めてしまったので片付けをしています。」とお応え頂いたので、「突然で申し訳ないのですが、後日改めてお話しさせて頂けないでしょうか。」という提案をしたことがキッカケとなり、思わぬ形で移転先が決まったのです。地域のお店を応援したいと、快くお貸し頂いたオーナー様には本当に感謝しています。そしてこの日、7月30日は偶然にも僕の誕生日でした。25歳の誕生日が一番安心した誕生日になりました。22歳の頃に土屋と2人で店舗を出すことを決めて、良かったことも悪かったこともたくさんの思い出が詰まった店舗とお別れをするのは正直、とても悲しい出来事ですが、「出会いがあれば別れもある。人生は冒険なんだ。」という言葉を胸に新店舗には最大限、現店舗の雰囲気を残せたらと考えています。メッセージが刻まれたSakeBaseの白壁も新店舗へ持っていく予定です。新店舗も今まで通り、お客様とのコミュニケーションを大切にしやすいコンパクトな店舗に出来たらと考えています。これは、創業当時からSakeBaseが大切にする「店舗は必ずしも大きければ良いという訳ではない。」という心得からです。この心得は僕が尊敬するBEAMSの設楽社長が1976年に原宿1号店を出店した際、6.5坪の小さな店舗で、内装費は50万円、開業資金を浮かせる為に自分達でペンキを塗ったというBEAMS創業時のエピソードを参考にさせて頂いているからです。高校時代から尊敬していた設楽社長には、僕が起業してすぐの頃にSNSでメッセージを送ると、まさかのびっくり、お返事が返ってきて、会社にお招き頂いたという忘れられないエピソードがあります。そこから、BEAMSのチャレンジ精神に魅了され、前回は7.5坪の小さなテナントを借りて、僕たちも開業資金を浮かせる為に、僕と土屋と石井の3人で約3か月かけて、ほとんどの作業を実践し、店舗を改装して開店の日を迎えました。新店舗は14.7坪の物件をお借りしましたが、前回より1坪広い面積の8.5坪以外は、全て事務所に充てることにしました。理由はお客様に満足のいくサービスを提供できるようになるまでは小さな店舗、1店舗で「日本酒の提案」をしていきたいという強い覚悟からです。新店舗になっても、あの頃のまっすぐな気持ちを忘れずに取り組んでいくつもりです。最後に、設楽社長の座右の銘である「努力は夢中に勝てない」という言葉を心に留め、スタッフ一同、日本酒ならびに伝統文化の魅力を楽しみながらお伝えできたらと考えています。

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