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「弊社は2号店を開店します!」

僕にとって勝負の年末になりそうです。まだ寒さが厳しかった昨年の冬から温め続けてきた構想がようやく実現に至りそうです。お客様にとって日本酒が身近で魅力的な商品であることを伝えられるように弊社は2店舗目を西千葉駅の商業施設に開業する運びとなりました。思えば、2017年に起業して以来、全国各地の酒蔵を400軒以上も訪問し、自分の五感で造り手の想いや気候風土に触れながら、日本酒の持つ可能性や魅力について学びを得てきました。そして、この7年間は酒販店の運営以外にも同時並行で飲食店営業や農業の新規参入など、20代のうちに様々な経験を積んでおく必要性を強く感じていたので、苦労することは百も承知で数多くの挑戦をしてきたつもりです。その挑戦も目標を達成したとは言い難く、まだまだ道半ばという状況ではあるのですが、今回も自分の挑戦という項目のなかに更にもう一つの挑戦を加える決意をしました。やはり、いくら歳を重ねても自分の性格や性質は変わらないことを実感しています。それが僕の場合は鮪や鰹が泳ぐことを止めてしまったら命を落としてしまうように挑戦することを止めてしまったら不安な衝動に駆られてしまう性格であったことを客観視した次第です。自分は挑戦している最中も常に不安で、物事が進んでいない時も不安を感じてしまう性格なので、どちらにせよ不安と向き合っていかなければなりません。これが運命ならば、やった後悔よりもやらない後悔という言葉があるように挑戦する道を選ぶほかに選択の余地は残されていないのかもしれないというような具合です。まさか、日本の名立たる大手企業が店舗出店する駅構内の商業施設に弊社が出店を希望し、開業を迎えられる日が近づいていることに驚きを隠せないのが正直な感想です。それと同時に、着実に前へ進んできていた7年間の日々は決して間違いではなかったことにするためにも魅力的な酒販店を創造していく覚悟が必要であると感じています。そして、数々の尊敬する経営者が口をそろえて話をする社会に貢献できる企業の在り方を知るためにも、自分なりに得策を考えながら、事業で実現していけたらという思いです。最後に、お客様には充実の商品構成と魅力的なサービスを提供することを約束しながら、日本における寄付の在り方を再定義して地方に光を与えられる企業を目指します。起業家として、挑戦者として、人々の暮らしに彩りを与えられるように最大限の努力をしますので、変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い致します。

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