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若竹ラーメン(過去記事)


仕事の合間の雑な食事にも季節感を持たせたい。

というのは全くの嘘で、たまたま冷蔵庫にあった具を乗せたらこうなった。
そこで木の芽を乗せて若竹ラーメンとこじつけてみたが、
立ち上る麺臭と山椒の鮮烈な香気の相性が抜群に悪く、
撮影のあと木の芽は即除去。そして廃棄する。

「いいね!」の為なら人の靴の裏すら舐める。
そんな根性が自分の中にもあるかもしれない。
シンクに散らばった木の芽を眺めながらそう思い知る。


そんな欺瞞や認知症・・・じゃなかった・・・なんだったか・・・
そうだ、「承認欲求」。
とにかくマルタイラーメンスープに欺瞞や承認欲求が
溶け込んだ「若竹ラーメン」が今日の昼食だった。

味のほうは若竹ラーメンというよりも、薄味のメンマが大量に乗った
ワカメラーメンとしか言いようのない代物だった。しかしサッパリしていて
なかなか旨い。思わず途中で追いワカメを施し、
十分に承認欲求と腹を満たす。

そして食後、昼寝もせずそこそこ精力的に仕事にこなしていった。

2018.4.17


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