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【SCPコラム】私のSCP墓標【最終回】

 こんにちは、さかずきです

 更新の頻度からして察せられると思いますが、SCPから完全に心が離れています。

 最近のライセンス問題によって自分のYouTubeのSCP動画を全て非公開にしました。中には7万回再生されてちょっとした誇りを持っていましたが、リスクがあるものを残しておいても仕方ないので心機一転ということで割り切りました。noteに関しては残しておくつもりです。

 今回は自分のSCPの思い出を語ろうと思います。

 まずSCPを知ったきっかけについてです。初めてSCPという存在を知ったのは暇つぶしサイト一覧みたいなページで見た時です。その後ニコニコを中心にガッチマンさんのSCPゲームの実況や解説動画で一気にハマりました。解説動画の中でもあなぐまチャンネルさんの影響はかなり大きかったです。自分も動画のリスペクトとして、自作の動画のBGMは同じものを使っていました。当時に心に残っていたSCPは旧SCP-194 腐肉喰らいの一団SCP-700 落書き工場 です。前者は創作とわかっていながらも怖かったですし、後者は現在では見れないギミックにとても驚きました。
 最初は本家のSCPを見ていましたが、どうやら日本のものもあると知りSCP-JPに手を伸ばしました。当時はSCP-1000-JPができたばかりと知り読んでみたもののよくわかりませんでした。ですが猫や趣味ですなどキャラクターを感じるSCPは本家のものより身近に感じることができSCPの世界にどっぷりハマりました。当時、アニオタwikiに書いていたJPの記事は全て読みました。ここがSCPを楽しんでいたピークだと思います。


 ここからディスが入るので苦手な方はブラウザバック推奨です。

 私のnoteを見た方はうっすら感じるかはわかりませんが、私はSCPはシンプルな記事のほうが好きです。ストーリー物は箸休め的に楽しみつつ、幼い時に見ていたオカルト図鑑的な記事を楽しんでいました。しかし、流行はストーリー物に傾いていて自分の求める記事にたどり着くのは難しくなりました。そこでそのような記事をまとめ、ここでSCPを知った人に書いてもらおうという思いでnoteを始めました。始めた当初はまとめ記事を作るくらいなら精通しなければと思い、本家を全部読むのは難しいがJPならまだギリギリいけるくらいの数だったのでJPのまとめに絞りました。おそらくここがSCPから心が離れるきっかけになりました。

 当時は全部の記事を読むつもりだったのでまずは評価の高い順で読み、だいたい読んだらランダムページで出てきたものを読み、新しいものも読みました。そこで気づきました。今まで見てきたもの、特に動画で取り扱われるものは選ばれた良い作品なのだとわかりました。中でも評価一桁のものは読みづらく、難解であったり、そもそも面白さを感じないものが多かったです。またキリ番の候補はストーリーありきなものが多く読んでいて苦痛でした。もちろん自分好みの記事も見つけましたが、それ以上に合わない記事が多く大変でした。その当時読んでいたものをまとめたエクセルは何かしら活用できないかと思ってしまいます。

 noteに関しての思い出は2つあります。一つは始めてのバズ経験です。怖い画像のSCPまとめの記事は最初に1万を超えた記事でありながら、そのバズ自体が嬉しいものでした。ストーリー物が流行する中でシンプルに画像の怖さで勝負する怪奇的な記事がよく見られていることは自分の中のものを肯定された気がして嬉しかったです。二つ目はスシブレードに関する炎上です。要約するとSCP-1134-JP 爆転ニギリ スシブレードは面白いがその派生はつまらないという記事です。朝に公開して昼頃に一気に通知が増え何事かと思いました。ディスをかましたので批判されるのは当然でしたが、記事では終始自分はつまらないと主語を限定する形で書いていたのでそこまでヒートアップはしなかったです。ただ殺害予告をされたのは初めてでした。今でもスシブレードに関してはSCP-JPの癌だと思っています。単発なら許されるシュールな要素が広がることや面白さが前提知識ありきであることがさもSCP-JPの代表ヅラをするのは個人的に不愉快です。

 近年の思い出としてYouTube動画についてです。もともとライブはしていましたが、動画として何か残したいと思い、これまでまとめてきたnoteの記事を動画にしました。前述した怖い画像のまとめはかなり読まれていたためこれを作ればそこそこ伸びるだろうと思っていましたが、現実は違いました。一番伸びたのはHな記事のまとめでした。現在7.2万回再生です。視聴時間の収益ラインを突破しました。エロは強いなぁと思いました。一応怖い画像の動画は2番目に伸びた動画ですが、1000を超えたのはこの2本だけでした。個人的に石榴倶楽部の動画はnoteやYouTubeでもそこそこ伸びていて、好きな要注意団体なので嬉しかったです。

 最後にこれからについてです。恐らく再びSCPにハマることはないと思います。それはシンプルな記事が出ないであろうからです。これは仕方のないことだと思います。差別化を図ろうと思うとどうしても複雑になると思います。うすうすとは気づいていましたが、SCPは自分の居場所ではないのです。青春を捧げたコンテンツに否定されるのは寂しいですが、いつまでかじりついていても仕方ありません。今回のライセンス問題にきっかけに自分の中でSCPに区切りをつけたいと思います。

 SCPは間違いなく楽しかったです。ありがとうございました。

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