【SCP紹介】ストロングスタイル‼棍棒コン９選

　こんにちは、さかずきです。個人的な話ですがコラムを書いたらSCP界隈を騒がせてしましました。そこでSCPとは何かということについて考えました。自分の中でSCPとは本家のシリーズⅠ(～SCP-999)のようなシンプルなSCPでした。そこである方からSCP-JPにもシンプルなSCPのコンテスト、棍棒コンテストがあったことを教えてもらいました。そこで今回は棍棒コンテストの記事を紹介したいと思います。

棍棒コンテストとは

　棍棒コンテストとはBBC2018(Bludgeon Brawl Contest)、棍棒での殴り合いコンテストの通称です。SCPの原点であるオカルトやホラーをテーマに記事のギミックやSCP-001、ジョークなどではない、記事に焦点を当てた作品のコンテストです。これを飛び道具なしのアイデアでの殴り合いということで棍棒コンということです。

SCP-524-JP　右目のない世界　Euclid

著者 hannyahara 様

http://scp-jp.wikidot.com/scp-524-jp

　このSCPは【SCP紹介】怖い画像8選【閲覧注意】でも紹介しています。

　SCP-524-JPはとある廃墟で右目を瞑ったりして左目だけ見えるようになることで行ける異世界です。廃墟が頂点となって地面に沈み込むように異世界に行くことができます。左目を開放することで元の世界に戻ることができます。異世界では虫のような生物が左目をつぶそうと攻撃してきます。記事では機動部隊が奥へと進んでいきますがそこで待ち受けていったものとは…閲覧注意です。

SCP-1073-JP　閉じた戸籍　Euclid

著者 indonootoko 様

http://scp-jp.wikidot.com/scp-1073-jp

　SCP-1073-JPは旧■■村のに住んでいた人のもとに現れる押し入れ収納です。収納が現れた人物は徐々に水死体のように体が膨張し消失します。この収納が現れる原因となったのには旧■■村に造られたダムが関係しています。ダムの建設抗争の中で一体何があったのでしょうか。ホラーテイストの記事です。

SCP-1226-JP　船葬　Keter

著者 pictogram_man 様

http://scp-jp.wikidot.com/scp-1226-jp

　SCP-1226-JPは定期的に港の近くに現れ寄港するクルーズ船です。その船の底には無数の人間の死体が縋り付いています。船が寄港すると潜水服を着けた実体が現れ、死体をそぎ落としていきます。異常性はそれだけですが、その規模の大きさの収容難度からからKeter認定となっていると思われます。このまとめの中で最も初期のSCPのようなシンプルさ、不気味さを感じました。

SCP-1296-JP　悪夢を食する者　Euclid

著者 amamiel 様

http://scp-jp.wikidot.com/scp-1296-jp

　SCP-1296-JPは悪夢を食べるメンフクロウのような生き物です。この生き物は普段人間に見つからないように建物の物陰に隠れています。宿主が悪身にうなされているとこの生き物はその悪夢を食べます。SCPには珍しく、かわいらしい(？)見た目の通り、人間に害はなくむしろ益のあるSCPです。

SCP-1406-JP　安息の灯　Euclid

著者 home-watch 様

http://scp-jp.wikidot.com/scp-1406-jp

　SCP-1406-JPは夜、一定の暗さになると異常性が発現するオイルランプです。異常性は二つで周囲の光源を消失させることと光を見た人間を不安にさせこのランプの光に誘引させます。不安を煽るだけのランプですが山村を全焼させる事件を起こします。この記事は棍棒コンの優勝作品でインタビュー内でその不気味な異常性がいかんなく表現されています。

SCP-1515-JP　母親もどきの子育てエッセイ　Euclid

著者 hyoroika09 様

http://scp-jp.wikidot.com/scp-1515-jp

　SCP-1515-JPは特定の人物を不明な母親の視点で書かれているブログです。その人物は事故等で両親が他界しているにも関わらず、明らかに母親ではない何者かが子育てブログとして書かれています。ブログは一貫して愛を持って書かれているようですが、それがかえって気持ち悪くとても不気味な記事です。

SCP-1840-JP　摩天蜃気楼　Euclid

著者 fakehijiki 様

http://scp-jp.wikidot.com/scp-1840-jp

　SCP-1840-JPはある地区で実際にはないビルが見える現象です。そのビルは一瞬目を離した隙に消えてしまい、近づこうとしてもビルに隠れて消えてしまいます。また、空路で近づこうとすると近づいた人ごと消えてしまいます。ここまで見ると一見ただの不気味なビルですが、問題はビルの中の人と目が合った時です。徐々に迫ってくる恐怖がとてもホラーな記事です。

SCP-1939-JP　星空散歩はエナジードリンクと共に　Euclid

著者 FattyAcid 様

http://scp-jp.wikidot.com/scp-1939-jp

　SCP-1939-JPは夜に飲むと飛行機になるエナジードリンクです。飛行機になると空を飛ぶことができ、天体観測をすることができます。このエナジードリンクを売る男とのインタビューでは人類に対して好意的なことが伺え、この幻想的な異常性と共にエナジードリンクのような爽快な読後感を味わえます。

SCP-1967-JP　あの子の八つのお祝いに　Keter→Euclid

著者 crow_109 様

http://scp-jp.wikidot.com/scp-1967-jp

　SCP-1969-JP はある少女の誘拐殺人事件をトリガーに発生する異常現象です。この少女の事件が人外によって起こされたものだと認識し、その人に8歳以下の少女がいる場合、その少女が失踪します。さらに怪電話や文書が届くようになります。事件が風化するにつれて異常現象は失くなっていきますが、とあるカバーストーリーの為事故が起こってしまします。それがとても不気味で全体的にホラーな記事です。

　以上、棍棒コン9選でした。原点回帰ということもあり全体的に文量が少なく、読みやすい記事ばかりなので、ぜひ元記事を読んでみてください。

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