チェルノブイリの赤い森の森林火災の鎮火、ヨーロッパに降りそそぐ放射性物質とその対策

チェルノブイリの赤い森の森林火災の鎮火

チェルノブイリの森林火災 火の手は原発へ
2020年04月14日 15:45(アップデート 2020年04月14日 15:51)

4月4日、ウクライナ・チェルノブイリ原子力発電所付近の居住禁止区域で起きた火災は、一週間経った現在も消火活動が続けられている。

最初の火災は、原発から半径30キロ圏内に位置し、立入禁止区域となっているウラジミロフカ村で発生した。その後周囲の森林地帯に延焼。これにより、約35ヘクタールが焼失した。

リアノーボスチ通信によると、現在、火災は原発に隣接するプリピャチ市まで到達し、高レベル放射性廃棄物の保管庫まで火の手が迫っているという。

なお、放火したとみられる人物の身元は既に特定され、刑事事件が提起された。「原因は放火」 チェルノブイリ立ち入り禁止区域の火災、1週間余りでようやく鎮火

© AFP 2020 / Volodymyr Shuvayev
災害・事故・事件
2020年04月14日 22:10

チェルノブイリ原発の立入禁止区域での森林火災が14日、発生から1週間余りでようやく鎮火した。雨が降り、鎮火を助けた。ウクライナの国家立入禁止区域管理庁付属社会協議会のメンバー、ヤロスラフ・エメリヤネンコ氏は火災の原因について、立ち入り禁止区域内の侵入者による放火の可能性があると発表した。ウクライナの「グロマドスケ」が伝えた。

エメリヤネンコ氏は「今回の火災は、誰もいないところで起きた。なぜならこの区域は隔離で閉鎖されているからだ。しかし『ストーカー』を自称する立ち入り禁止区域への不法侵入者がおり、火災は彼らが通った『小道』で起きた」と述べた。

またエメリヤネンコ氏は、現場では現在も「草が燃え、煙が出ている」とし、救助隊や森林警備隊が事態の掌握に努めており、「我々は線量計を片手に移動している」と語った。
先にウクライナ当局は、立入禁止区域内の使用済み核燃料貯蔵施設(チェルノブイリ原発)への延焼はないと発表した。同施設は不燃性の鉄筋コンクリート建造物であるほか、その半径100メートルの森林は伐採されているためとしている。

チェルノブイリ立入禁止区域での森林火災の消火活動は、2週間目に突入していた。
ロシアの「Ren-TV」が現場の映像を公開している。

チェルノブイリ地域の火事 雨が消火の力に
火災はプリピャチ川の左岸に燃え広がり、チェルノブイリ原発に迫った。原発近くの旧村落の多くのエリアが焼失し、1986年の原発事故によって生じた有名な「赤い森」の一部が失われた。航空機による空中消火も行われた。火災による損失は、推定数千万フリヴニャ(1フリヴニャは3.98円)。
先に、地元警察が、キエフ州の村在住の男(27)を放火の疑いで拘束した。その後、もう一人の容疑者が拘束されたと報じられた。

この状況を背景に、ウクライナの原子力エネルギーと産業の元関係者らでつくる協会は、同国の原子力分野における脅威的な状況と「次なるチェルノブイリ」が起きる危険性を指摘した。

cmk2wl
@cmk2wl
元プラントエンジニア 
放射性物質の危険性と情報を伝えています。被曝回避のための有料メールマガジンを発行中。 空気清浄機の製作代行は cmk2wl@gmail.com まで。
誤解を避けるため緊急事態にはアカウントに鍵をかけます。


 チェルノブイリでは放射性物資で超高濃度に汚染された「赤い森」が燃えてしまったのですが、4/4から続いていた火災は14日に雨などのお陰で何とか鎮火しました。
 原因は僕の予想通りで放火ですが、キエフ州の村在住の男(27)ともうひとりの容疑者が拘束されています。
 立ち入り禁止区域ですから、そのそも火事になるのがおかしい訳です。
 新型コロナウイルスの都市封鎖でむしゃくしゃしたとか、どういう理由があるのか分からないですが、困ったものです。

 僕の地元でも学校の先生が新型コロナウイルスのストレスからか、たばこの投げ捨てで、学校の森林を燃やしてしまって、警察署から厳重注意を受けています。
 禁煙の影響で、日頃から学校の森林でタバコを吸ってたみたいで、「生徒がいなくなって気が緩んだ」と言ってるみたいです。


ヨーロッパに降りそそぐ放射性物質とその対策


 今回の事態の深刻度ですが、 赤い森の残留放射能はフランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)の推計では400兆Bq、原発の燃料棒がそのまま燃えてしまったという感じです。
 チェルノブイリの原発事故の第二幕と考えた方がいいです。
 中心的被害地域はロシア周辺とヨーロッパですが、日本の放射性物質のモニタリングポストも注視が必要です。
 先日みたら別件で宮崎で放射能漏れかなという数値がでていましたが、結構、ちょいちょいそういう数値がでたりしています。
 注意が必要ですね。

 日本でも若干、グラフにスパイク(急激に数値が上がる)が見えますが、そんなに大きな変動はないみたいですが。
 日本は福島の数値が他県の通常の100倍超えてるので、もう福島は廃県にして全面撤退が正解です。
 群馬、栃木、千葉なども放射性物資の土壌汚染がの高い地域があり、ちゃんと移住した方がいいんですがね。

 対策的にはガン、感染症、放射性物質の内部被曝の対策が、味噌などの発酵食品とか対策が重なる部分が多いです。
 第3部 原発洗脳<マトリックス>にかなり記事は書いていますし、他記事も沢山書いています。



 ツイッターで放射性物質の危険性関連の専門家であるcmk2wl氏がいろいろと警告してくれています。
 新型コロナウイルスと重なる部分と、換気しないとか、全く真逆の対策もあります。
 マスクなどは当分してた方がいいですね。
 

(1)一ヶ月程は外出を控える。
(2)飲料水(表層水)をなるべく飲まない。大深度地下水がいいらしい。
(3)野菜(葉物)を食べる時はよく洗う。






デーヴィッド アイクの『ムーンマトリックス』と放射性アジェンダと5G


 デーヴィッド アイクという人がいて、イギリスというか、世界最強の陰謀論者、神秘主義者にして思想家と呼ばれています。
 サッカー選手→テレビレポーター、ジャーナリスト、緑の党の環境政治家を経て、突如、目覚めて神秘主義者、思想家に転身した事情が『ムーンマトリックス』という本に書かれていて、今、読んでる途中です。


 彼の見たこの世界の実相としては、月にいる爬虫類人類(蛇の一族)が地球に信号を送りホログラム的現実を創り上げているそうです。
 これだけ聞いたら荒唐無稽な話ですが、「ホログラフィック宇宙論」は科学の常識であり、ノーベル賞学者が言い出したことであり、物理学の研究分野でもあります。
 2D情報をホログラフのように3Dに写しているだけのようです。
 僕たちが見てる世界は仮想現実のようなもので、本当にマトリックスみたいなものかもしれないと言われています。

 これに関して僕が思い出すものは、アインシュタインの相対性理論の元になった、相対的認識論を唱えたエルンスト・マッハの『感覚の分析』『認識の分析』という本です。

 僕らが見てる世界は、正確には自分が持ってる感覚器官によって、全く違うように見えているはずです。男性より女性の方が色彩感覚が豊かに見えてるし、蜂と人間では見えてる世界は全く違います。
 つまり、現実に確固とした世界というものがあるわけではなく、世界は見てる者によって、全く違うものになっています。
 
 非常に相対的なものであり、脳が作りだした幻想です。
 その幻想を、共同幻想という思い込みによって維持してるのが、人間の世界です。
 そのことに対して、お釈迦様はこの世は全て空であると言ってるし、般若心経などの仏教哲学者も同じような結論に達しています。

 例えば宇宙船から送られてきた映像は電磁波みたいな電波として送られてくるのですが、それを映像として再現するのは地球の技術者の解釈次第なのです。
 その画像に正確な色がある訳ではなく、人間が分かり易い色にしているだけです。
 なので、「ホログラフィック宇宙論」は何となく納得がいくのです。


 それはともかく、『ムーンマトリックス』の中に放射性アジェンダというのが出てきて、福島原発事故は人工地震とイスラエルの原発セキュリティ会社による爆破ではないかと言っています。
 5Gも含めて放射能による人口削減計画があるんじゃないかと発言しています。
 ワクチンの毒性が分かって来たので、別の作戦として放射性アジェンダが進行していて、今回のチェルノブイリの赤い森の放火事件はヨーロッパへの放射線攻撃とも言えます。

 陰謀論がどんどん現実化してるんですが、陰謀論は存在するとしか考察のしようがない状態になっています。
 この辺りも平行して考察していきます。


 「ホログラフィック原理」と呼ぶ理論によると,宇宙は1枚のホログラムに似ている。ホログラムが光のトリックを使って3次元像を薄っぺらなフィルムに記録しているように,3次元に見える私たちの宇宙はある面の上に“描かれた”ものだ。はるか遠くの巨大な面に記録された量子場や物理法則と,私たちの宇宙とは完全に等価だ。

 ブラックホールの研究を通じて,ホログラフィック原理の正しさを示す手がかりが得られた。常識に反して,ある空間領域のエントロピー(情報量)は,領域の体積ではなく表面積によって決まることがわかった。この驚くべき発見は「究極理論」を目指す研究のカギになるだろう。

 物質がブラックホールに落ち込んで消え去るとエントロピーも永久に失われ,熱力学の第2法則が破れてしまうように見える。私(ベッケンスタイン)は英ケンブリッジ大学のホーキング(StephenW. Hawking)らの研究成果にヒントを得て,「ブラックホールは事象の地平面の面積に比例したエントロピーを持つ」と1972年に提唱した。さらに一般化すると,ブラックホールの全エントロピーとブラックホール外にあるエントロピーの総和は決して減少しない。これが「一般化第2法則」だ。

 この考え方を発展させると,ホログラフィック原理にたどり着く。例えば3次元の物理過程を,その2次元境界面について定義された別の物理法則によって完全に記述できるとする考え方だ。近年の理論研究によって,宇宙をホログラフィックととらえる考え方は定着したように思える。これに伴い,物理現象を記述するには場の理論が最上であるという過去50年にわたる基本的な信念を放棄せざるを得ない,と考えられるようになってきた。


著者
Jacob D. Bekenstein

ベッケンスタインはブラックホールの熱力学の基礎を築くのに貢献したほか,情報と重力の関係についての解釈で先駆的な研究をしてきた。エルサレムにあるヘブライ大学でポラック理論物理教授職を務め,イスラエル科学・人文科学アカデミーの一員であり,ロスチャイルド賞受賞者。この記事は,30年前に彼の指導教官を務めたウィーラーに献呈された。ウィーラーはボルツマンから数えて3世代目の教え子にあたる。ウィーラーの指導教官だったヘルツフェルト(KarlHerzfeld)はボルツマンの弟子であるハーゼネールの教えを受けた。

原題名
Information in the Holographic Universe(SCIENTIFIC AMERICAN August 2003)


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