2023.04.01 ~ 2023.04.02

04月01日(土)

年度末を乗り切った。とはいっても例年ほどの忙しさは無く、最後の最後に少しだけ問題が起きたがギリギリに無理矢理に間に合わせた。安堵。

土曜の朝、早朝3時55分に起きる。ロサンゼルスで開催される東京女子プロレスの興行をリアルタイムで見るために早起きしたのだ。

アメリカだろうと変わらないいつもの東京女子らしい多幸感溢れる素晴らしい大会だった。良い大会であればあるほど、配信が終わった後ひとりっぼっちの部屋にいるという虚無感には未だに慣れない。

前日の夜まで「配信終わったら1日だし朝イチで映画館でも行こうかな」と考えていたが予定を詰め込みすぎる悪い癖を見直そうと思い直し2度寝。外はもう明るくなっていた。

結局昼過ぎまでダラダラしてようやく行動開始。夜はラジアントホールでDDTを観戦する予定があったので横浜まで向かう。関内駅まで向かう電車内には近くでライブがあったBABYMETALや日向坂46のファンの方たちが大勢いた。皆それぞれエンタメに生かされている。自分もまたそのひとり。

主要メンバーがアメリカにいてもDDTは安定して面白かった。アメリカには行けなかったけど「平田一喜対透明人間」を会場で見れたことは後世まで自慢したいし、若手選手たちのがむしゃらにチャンスをつかもうとする姿に血が滾った。

終演後、久しぶりにお会いした方と食事。(私信:今度はエビスコとカラオケ行きましょうね。)

横浜からの帰りはいつも終電ギリギリ。最寄りからのバスはとっくに終わっているので歩いてのんびり帰ろうと思っていたら土砂降りの雨。泣く泣くタクシーで帰る。

04月02日(日)

もしかすると前職で携わっていた現場が完工して以来5年以上ぶりに五反田駅に降りる。

五反田は社会人になってから会社を1年で辞め、以後数年間をフリーターとして過ごしたのだが、勤めていたバイト先が五反田にあったので20台前半から半ばを過ごした思い出深い街でもある。

予定まで少し時間があったので目的地の場所を確認しつつ、昼食をどこでとろうかと駅前をぶらつく。「おにやんま」は相変わらず行列していた。

駅前の富士そばがまだ残っていたことに感動。安いバイト代で働き、生活費とバンドの活動費で金銭的にも精神的にもきつかった頃、夜勤明けの朝に眠気と疲労でへろへろの体で食べる富士そばはいつも優しかった。そんな思い出に浸りながら食べる富士そばは相変わらずの美味しさ。いつまでも無くならないで欲しい。

昼食の後、今日の目的地へ。「ガラフェス」という大勢のアイドルグループが出演するいわゆるフェスのなかで1試合だけ東京女子プロレス提供マッチが開催されるとのことで五反田G7という初めて名前を聞くライブハウスを訪れた。おそらくオープンしたのはここ数年だろうと思う新しさで、ライブハウスといってもここはアイドルの方たちのライブが多いのだろう。タバコ臭さも無く、壁には雑多に貼られたステッカーもバックステージパスもなかった。

たった1試合だけのマットプロレス、アメリカで試合することもそれは素晴らしいこと、でもこういう場で東京女子の名前を広げることも立派な活動。推しが選ばれなかったことは悔しかったけど、日本に残ったからこそできた経験は堂々と胸を張って欲しいという内容を特典会で伝えたかったけど見事に忘れた。

余談だがこの日撮れたワンショットがどれも良くて帰り道は気分が良かった。(写真みたい方は私のツイッターへ→@sakayaki_SZK)

そろそろ手放そうかなと思ったレンズでも良い写真が撮れてしまうと手放すのが急に惜しくなるよね。

五反田には大変だった思い出が多かったけど、楽しい思い出が出来たので時間があるときにまた散策してみようと思う。かつてのバイト先にも行ってみたいし、当時お世話になった方たちにもいつかまた会えればいいな。

楽しい週末だったが、やはりSNSに流れ来るアメリカ遠征組の楽しそうな様子に胸がキュッとなる。自分もいつかアメリカでプロレス観戦して、アメリカの会場で良い写真撮ってやるんだ。そう誓った。









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