【RSC】アンリミ疾走バーンW

Sakaya

2021年8月29日 04:45

~~サブタイトル:夫の形見(宝箱)を探す巨乳未亡人~~

アンリミ疾走バーンWの紹介をしていきたいと思います。平均キルターンは「安定して」6Tと歴代で最もパワー高いデッキだと考えています。実際かなりデッキとしての完成度が高いです。

①採用カードについて

現在の構築はこのようになっています。

マナリアの知識、カオスウィザード以外はほとんどの人が「疾走バーンW」というアーキタイプにおいて３枚採用されている確定枠のカードであるため、詳細は省きます。
以下自由枠のカードについて解説致します。

マナリアの知識

実はしれっとナーフ解除されて3枚積めるようになりました。またイザベルから手札に加えるユニオンマジックからアルティメットマジックを手札に加える条件のスペル7種類を1枚で2種類確保できているすごいカードです。確定枠のクラークに加え、後述する輪廻の天使も1枚で2種類確保出来るカードでアルティメットマジック回収の貢献度が高いです。
他にもマナリアの魔弾でフラウロスを取れる点(これ以外だとクラークorユニオンマジック＋1点スペル)、高スタッツの疾走の横に防塵で守護を添えられる点を高く評価して3枚採用といたしました。

輪廻の天使

マナリアの知識同様1枚で2種類確保できるカードです。しかし私はこのカードを採用していません。理由としては熾天使の剣が打てる対面が限られてくるためです。立ち位置的にスペルウィッチが台頭していることを加味して考えると少なくとも2〜3Tに打てるかは五分五分だと思われます。そのためデッキの回転に響くので不採用と致しました。極光の天使は基本的にこっちが先にリーサルを取るデッキですのでチョイスすることすらありません。
不採用ではありますが、Bo3環境などで加速装置、虚数物体、教会、鮮血の花園に対応するために1〜2枚積むということは検討してもいいかもしれません。(なお狂乱は有利対面なので鮮血の花園割らなくても勝つ)

アクセルヒーロー•マイザー

このデッキを紹介する上で１つ強調しておきたいことがあります。このデッキはローテーションのスペルウィッチとは別物であると考えるべきです。
6T目のリーサルは基本的にアルティメットマジックであるのでスペルを7種類使う必要があります。そのため1ターンをマイザーターンとして使うと数コスト使ってラピッドファイア1種類しかスペルを打てず非常に効率が悪いといえます。打ち先がなければ手札が溢れるだけですので対面依存である点も使いづらいです。それ以前にマイザーよりもイザベルに優先的に進化権を切りたいです。
また、従来の疾走バーンWと違って打点が足りているのでわざわざ面を作る必要性が減ったのもこのカードが抜けた要因です。
更に、マイザーを積む場合、このカードを安定して使うためにマジカルリスなどの低コストフォロワーを増やさなければならないが、枠がないです。以上のような問題点があるので不採用としました。

マジカルリス

マイザー積むなら必須。でも枠ない。

虹の輝き

この世で最も嫌われているスペル
しかし対面依存で打てないこともあり、押しつける側のこのデッキとはあまり相性が良くないため不採用。

マナリアの偉大なる研究

疾走カードを増やしてよし、イザベルを増やしてよしなど柔軟に動けるカード。ピンでの採用は十分に考えられる。

結束の魔術

枠ない。

カオスウィザード

回してて分かると思いますが、このデッキもはやドロー過多です。というか6Tで試合が終わるので継続的なドローがそもそも不要であります。そのためこのカードの枚数を1枚にまで落としました。
カオスウィザード持っててもイザベルがあったらそっちに進化きってしまうし、カオスウィザード出す前にだいたい融合する。ドローは運命の導き1枚あればどうとにでもなります。
石英の魔女がカオスウィザードより優先される理由は進化権なしで0コスト1ブーストになれるためです。

炎の握撃

枠ない。

②マリガン

基本
マジックミサイル
ルーニィ
イザベル
カオスウィザード
運命の導き
クラーク
マナリアの知識＋カオスウィザードor運命の導き
クラーク＋運命の導き＋真実の狂信者

先攻
知恵の光

vs狂乱V
マナリアの知識単キープ
(フラウロス取る手段)

vsAFNm
イザベル持たない
(当て先を作らないゲームなのでイザベルに基本進化切らないから6T目に手札にあればいい)
刃の魔術師＋クラーク＋運命の導き

③対面ごとのプレイ方針

現在のアンリミ環境(ランクマッチ)
Tier1 疾走バーンW 超越W 狂乱V
Tier2 AFNm(競技シーンだとTier1) 教会B エイラB ラストワードNc 撤退R
(Tier3 ロキサスリノE ディスカードD )

vs撤退R 6:4有利

リーサルターンがこちらの方が1T早いです。体力20を保っていれば、後5あるいは先6にOTKされることはあまりないです。マリガンでできればルーニィを探しに行きたい。
またイザベル引けてなくても5Tに魔法剣を活用して盤面で勝つプランもしばしば通ります。

vs超越W 5.5:4.5 微有利

この対面もこちらの方がリーサルターンが1T早いです。後5で相手が飛ぶことはほぼなく、先6で飛ぶのは3〜4割の認識です。それに対してこちらは6でゲームを終わらせることが基本可能で高スタッツの疾走を押し付ければ場合によっては5でゲームを終わらせられます。事故率を鑑みてもこちらの方が低いのもあり疾走バーンWに軍配が上がるマッチだと思います。
たまに虹の輝きが入っているリストがあるのでクラークを打つのは2Tか4T目にしましょう。炎の握撃が抜けているリストも多いので5Tの高スタッツ疾走も非常に有効です。序盤の相手の石英などは無視してOK(つまり真理の術式は顔行っていい)。打点は全部顔を狙いましょう。

vsラストワードNc 6:4有利

たまに負けます。負けるパターンとしてはセレストマグナの回答がないこととナイトメアイーターで超回復されることが多いです。基本的に5Tで疾走出して6Tのセレストマグナを牽制しながらアルティメットマジックを打つゲームになります。7以降も延びやすいマッチではあるのでルーニィは出せば6Tアルティメットマジック圏内に入るという場合以外はスペルブースト10で打つようにしましょう。

vs狂乱V 7:3有利

フラウロスや煉獄のダークナイトの面形成に対する回答さえ用意できれば失速しやすいので戦いやすいです。フラウロスはマナリアの魔弾、クラーク、ユニオン＋ナイフトリックorマジックミサイルで取ります。煉獄のダークナイトは進化ターンには間に合うのでどうとにでもなります。
また相手が自傷しすぎて疾走だけで勝てる試合もあります。
ロングゲームには基本ならないのでルーニィはスペルブースト7で打っていいです。

vs教会B 3:7 不利

守護がマナリアの防塵しかないので相手の疾走を防ぐ術がなくしんどいです。手から出せる打点も高いのでルーニィの回復も間に合わないので6T目までゲームが続きません。輪廻の天使を積めば多少は改善されるかもしれません。

vsエイラB 4:6 不利

ハマると無理だが、相手が早い段階で失速する傾向にあるので持ち得る打点は全て盤面処理を優先的に使い、ロングゲームを狙いましょう。こちらのリーサルプランを残すためにルーニィはスペブ10で打ちたい。アルティメット×2でもOK

vsAFNm 6:4有利

とにかく当て先を作ってはいけない。当て先がなければこちらのリーサルターンが勝手にやってくる。
当て先を作りたくないので0コス疾走をハンドに溜め込んで6T目にアルティメットマジックと一緒に合わせてリーサルを取るのが基本です。刃の魔術師、魔法剣あれば16点なのでそんなに要求値も高くないです。5Tまでにマーシャルゴーレム設置して打点を上げることもできます。
中盤で打つフォロワーはルーニィくらいです。たまにどうしようもない時にイザベル、カオスウィーザードに進化切るために出すこともあります。なお、その時は攻撃力が高いフォロワーと交戦させて、残る体力を少なくするか自害させるようにしましょう。
1のマナリアの知識で防塵引いてしまったら2で打って加速解放ターンまでに自害させときましょう。
盤面ロックを意識しましょう。相手が5面埋まっててシオン1枚でも20点出ないならアルティメットマジック打ってターンエンドも頻出です。
なお虚数物体置かれたらこのプランが通らないので虚数割れるまで盤面に可能な限りフォロワーを残さないよう処理しながらひたすら待ちます。

試合例

①

2T目。知識から防塵引いてしまったので防塵を優先的に出します。