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しんじょ君・ちぃたん☆問題最新情報(3月4日現在)特許庁取材を重点的に。

前回までのまとめはこちら。

そして、今日は、朝一番で嬉しい出来事があった。

先週もっとも読まれたのノートのひとつの受賞。昨年度も何度か受賞することが出来たが、多くの有名な作家さん達も作品を掲載しているnote。

ここでこういった賞を受賞出来ることは、素直に嬉しい。そして、読んでいただいた多くの皆さんに感謝申し上げたい。

🔷特許庁への3月4日の取材より

昨日、特許庁のホームページを検索していると、以下の二つの出願が見つかった。

二度拒絶通知が送られているのは、1の方。そして、2018年11月19日に、新たな出願がされていたことが、分かった。

これが1の出願内容。

新たに出願されていたものが、下の内容。

違う商品やサービスで出願されている。

そして、今、特許庁が、商標審査にどれ位の期間を要しているか?平均期間が、今年1月時点で約9か月。現在多くの出願が特許庁にされており、審査確定までの平均期間が延びている現状だ。

そして、商標登録されるためには、色々な条件をクリアーする必要がある。

www.jpo.go.jp/system/trademark/shutugan/tetuzuki/mitoroku.html

詳しくは、このリンクを見て頂きたい。ここに載っている全ての要件をクリアーする必要がある。

須崎市への取材によると、現在ちぃたん☆の商標登録が拒絶されている理由は、「地方自治体のキャラクターに似ている」という理由から。

この理由を元に、今回引っ掛かっているポイントは、大きく二つ考えられる。もちろん、判断するのは、審査官だが、この拒絶理由から、予測されることを特許庁に聞いた。

非常に分かりやすく、掻い摘んで説明すると、①しんじょう君に似ていないことがまず必要。プラス②しんじょう君が既に商標登録している商品・サービスはアウト。

それでは、しんじょう君が商標登録していない商品であればOKか?

その回答は、これ。

出所混同のおそれを指摘されると、ちぃたん☆の商標登録は、この部分からもアウトになる。

商標は、とにかく個別具体的に判断が下される。ちぃたん☆の二回目に出された出願について、特許庁の判断が下されるのは、今年の夏頃が予想される。

🔶ちぃたん☆の番組出演予告について

ちぃたん☆のAbemaTVの番組出演に関しては、オリコンニュースなどでも公表された。係争中のキャラクターを使うことは、今の世の中の流れからも異例だった。各社アニメ化、コミック化見合わせ。番組出演見合わせ。コラボ中止。

そんな中での、各企業の動きに逆境する発表だった。この出演発表に対しては、須崎市も疑問視していた。ちなみに、週刊ヤングジャンプが出てしまったのは、印刷中止が間に合わなかったため。今後ちぃたん☆の起用の予定は無い。

そして、AbemaTVへの取材申し込み、アンファーへの取材申し込みに対する回答が無いまま、当日を迎えた。番組の冒頭で、ちぃたん☆の映像が流れたことで、もしかすると、出演するのでは?と思った方も多数いたはずだ。

そんな中、本日は番組内容を一部変更してお送りしていますというテロップが流れただけで、ちぃたん☆が出演しないことに関して、番組内で触れられることは無かった。

番組公式ページや公式Twitterで、ちぃたん☆の番組出演に関して、何らかの説明が出来たはず。

番組開始まで、新しい地図の公式Twitterが炎上したり、ファンの皆さんが心配していたりと、世間を騒がせた以上、何らかの説明は、必要だった。

🔷今後に向けて

東京地方裁判所からのちぃたん☆の活動停止の仮処分が出るまでは、ファンの皆さん総力を挙げて、各企業の動きを注視していく必要がある。ちぃたん☆の活動停止の仮処分が出れば、あとの判断は、司法に委ねるしか無い。

須崎市は、ちぃたん☆に対して、不正競争防止法違反と著作権法違反を、現在、主張している。

そして、何より、ちぃたん☆のテレビ東京のアニメ化、そして今回のちぃたん☆の番組出演の防波堤になったのが、須崎市の皆さん、そしてしんじょう君ファンの皆さんだから。









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