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須崎市長定例会見のクリーブラッツ社の対応について。そしてフレーベル館を緊急取材。

今回の騒動。まず冷静になって事実をしっかり確認する必要がある。

事実では無いこと、そして不確かな情報をもとに議論しても対立が深まるだけだ。

市長の会見から、そして今までの須崎市への取材。そして、フレーベル館への緊急取材を通して事実をお伝えしていく。


🔷市長の定例会見から


須崎市のホームページ上に昨日の定例会見の様子がアップされている。これをじっくり見て頂きたい。


そして昨日、須崎市のホームページ上にアップされた内容。

PDFデータも本日ホームページ上にアップされた。


しんじょう君は、平成29年9月8日に商標登録されている。


商標については、こちらの特許庁の動画を見るとよく分かる。


簡単にまとめると、商標登録をすると以下の権利が得られる。



独占的に使用出来て、他者の使用を禁止出来る。

商標の使用差し止めや損害賠償を請求することも出来る。


一方ちぃたん☆は、平成30年8月20日に特許庁から拒絶理由通知書が発せられている。

似たような商品の場合、一番早く申請した申請者が認められ、それ以降の申請者は、申請を拒絶されるからだ。


🔶法律に違反している可能性


ちぃたん☆の現在の活動は、法律に違反していると須崎市は主張している。



日本は法治国家。法律に違反する行為は許されないし、法律を犯せば罰せられたり、損害賠償が請求されることもある。

また、日本は契約社会であり、一つひとつお互いに合意し物事を進めて行かないと信頼は築いていけない。そして、何か信義則に反するような行為があれば信頼関係は、一挙に崩れる。


須崎市は止むにやまれず、そして高知県民そして須崎市民の権利を守るために今回の発表に至った。

須崎市を、何度も取材しているが、職員の皆さんは、熱心で、対応も丁寧だ。

これを読んで頂ければしんじょう君、そして須崎市の皆さんの想いを感じて頂けると想う。


一部でしんじょう君のアテンドの守時さんが現在自宅謹慎中であり、懲戒免職の可能性があるとの情報が流れているが、須崎市人事担当に取材したところそういった事実は無い。


🔷フレーベル館への緊急取材


2月1日に発表されたテレビ東京でのちぃたん☆のアニメ放送について、フレーベル館の番組担当者を取材した。


まず番組がこちら。

毎週月~金曜日までの朝7時半からの5分番組。

この放送は、2016年10月にスタートし、5分の間に1本、もしくは2本の短い尺のアニメが放送されている。


雑誌マガジンの1コーナーのイメージ。まだ有名では無いアニメをここで放送することで、世に大きく羽ばたいて欲しいというフレーベル館の想いがある。


ちぃたん☆の企画は、昨年4月にテレビ東京側から、フレーベル館に持ち込まれた。


一部に高知県出身のやなせたかしさんが、フレーベル館で書籍を発行しているなどの関係で決まったのでは?という情報も流れているが、そういったことでは無いそうだ。


最初は着ぐるみちぃたん☆の企画で、テレビ東京から持ち込まれた。フレーベル館としては番組の企画には合わないということで、テレビ東京側に再検討を求め、昨年の初夏にアニメ化が決まった。


この番組の視聴世代は、年少・年中、そして小学1,2年生までが主だ。


フレーベル館は、テレビ東京側から『クリーブラッツ社と須崎市との関係は良好』との報告を受けていた。しかし須崎市を取材すると、ちぃたん☆の活動は黙認していただけという主張だ。


そんな中アニメ化の準備が、着々と進み2月1日に、4月からのちぃたん☆のアニメ放映を公式発表すると、発表から2日間で約30件の意見がフレーベル館に寄せられた。

この意見は、全てテレビ東京に伝えたそうだ。

フレーベル館としては、須崎市と良好な関係だという報告を受けていただけに、『寝耳に水の状態。』

フレーベル館は、テレビ東京に須崎市、クリーブラッツ社そしてテレビ東京の3者で、しっかりと話し合いをして欲しいという要望を伝えている。

その話し合いを見守る考えだ。


🔷今後について

話し合いで解決出来ることが一番だが、須崎市はそれはもう無理だと判断して今回の発表に至っている。

市民のために活動する自治体がこういったことを発表するということは、それ相当の覚悟を持ってのことだ。法的措置も検討している。

ファンの皆さんには、事実関係をしっかりと把握した上で、冷静な議論を進めて欲しい。

対立関係を深めることは、後に禍根を残す。


日本は、あくまで法治国家で、契約社会であるという前提で。









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