🏐アランマーレ山形バレーボールチームが中学年代チームを設立🌸🎊

皆さんこんにちは。

『アランマーレ ジュニアクラブ』が４月から始動🌸🎊

私が応援しているバレーボールのV.LEAGUE DIVISION２ WOMEN(Ｖ２リーグ女子)に属するプレステージ・インターナショナル 女子バレーボールチーム(通称：アランマーレ山形)が、このたび中学年代チームを設立する事になりました🌸🎊

【アランマーレ山形バレーボールチーム公式Twitterアカウントより】１月７日のツイート

【お知らせ】
本日より『アランマーレジュニアクラブ』の募集を開始致します🙋‍♀️詳しくはアランマーレのHPよりご確認ください！！

— アランマーレ山形バレーボールチーム公式 (@aranmare_volley) January 7, 2021

【アランマーレ山形バレーボールチーム公式ウェブサイトより】

アランマーレ ジュニアクラブ - アランマーレ山形バレーボールチーム公式サイト

《募集要項》

アランマーレ山形ジュニアクラブ（中学生） - アランマーレ山形バレーボールチーム公式サイト

名称は、

❇️『アランマーレ ジュニアクラブ』❇️

ついに、チーム内に【育成部門】の誕生デス！！活動開始は４月を予定しているとの事🌸＼(^o^)／

🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐

日本の🏐Ｖリーグチームによる「育成」

現在の日本の🏐V.LEAGUEは、2018-19シーズンに行われたリーグ再編の折に、リーグに参入する全チーム、更には将来的にＶ参入を検討してる各チームに、Ｖ１、Ｖ２、Ｖ３各ディヴィジョンに属するための条件としてライセンス制度を導入してます。

《Vリーグライセンス交付規則(※PDF)》

タイトル未設定

この中には様々な規程がありますが、その中の１つに、

「ジュニア(高校生年代以下)チームの保有」

または、

「ジュニアを対象としたバレーボール教室の定期的な開催」

を必須とする事が含まれてます。

日本の🏐Ｖチームが育成部門をチーム内に設立する先駆けとなったのは、2000年代に入って以降当時のＶリーグに従来からの実業団(企業内型)チームに加えて地域密着を掲げるクラブチームが参入するようになった以降で、堺ブレイザーズさん(Ｖ１男子)が先陣をきったと記憶してます。

【堺ブレイザーズさんの公式ウェブサイトより】SCHOOL

堺ブレイザーズ公式ページ

【スポーツナビさん 2012年12月26日掲載ぶん】フリーランスライターの市川 忍さんのコラム記事。

日本バレー界の育成をリードする堺ブレイザーズ=ジュニアからの選手輩出で近づいた理想への道 - スポーツナビ

その後、日本の🏐Ｖチームで育成部門をチーム内に設立する動きはＶ男子チームさんから徐々に増えて、2015年からはＶリーグ機構さんの主催による『Ｖリーグジュニア選手権』という中学年代の大会がスタートしてます。(※昨年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止)

(ウィキペディアより)

Vリーグジュニア選手権大会 - Wikipedia

男子のジュニアチームのみの出場で行われていたこの大会ですが、2019年度の第５回大会からは女子のジュニアチームの出場も始まりました。

バレーボール Vリーグ コーポレートサイト

🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐

育成部門(ジュニアチーム)を保有している日本の🏐Ｖリーグチーム

日本の🏐Ｖチームでジュニアチームを保有しているチームが現在どのくらいあるか調べてみました。(※実際に何チームあるかがまとめられてる参考資料が見つからなかったので、もしかしたら間違いや書き漏れてるチームがあるかもしれません)👇

Ｖ２男子のヴィアティン三重さんや、つくばユナイテッドSunGAIAさん等、男子・女子両方のジュニアチームを設立してるチームさんが結構あるのがスゴいと思いました。
ここに山形・酒田を活動拠点とするアランマーレ ジュニアクラブが加わる事になるわけです。
上記したアランマーレ ジュニアクラブの募集要項によると、募集する対象は中学１年生～中学３年生となっていて、男子・女子についての記載は無いのですが、男・女の区別なくメンバーを募集するという事でしょうか。

🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐

時代と共に変わる日本の🏐Ｖリーグチームの存在意義

1990年代までの "社会人年代 "の日本のアマチュアスポーツチームというのは、チームを保有する各企業さんにとって企業内・会社内の "福利厚生" や "社内の従業員の士気高揚・一体感の醸成" 、加えて "企業の広告塔" という目的があって、それが叶っての《存在意義》だったと思います。 "競技の普及" 、"若年代の選手育成" という事に関してはチーム(企業)がやる事ではないというスタンスだったと思います。高校年代は高校の部活動で、中学年代は中学の部活動でというスタンスだったと思います。

その当時の社会事情による背景はあったのでしょうけど、2000年代に入ってからの日本の社会人年代の各競技リーグ組織には、特定の１企業だけの支援に頼らない地域密着型のクラブチームの参入が少しずつ増えました。
先述した、堺ブレイザーズさんがジュニアチームを設立した理由には、ホームタウンである大阪府堺市では男子バレーボール部が有る学校数が減少していたという事情があったようですが、それまでは学校内での部活動として行なっていた事を全国リーグに属してる地域密着型のクラブチームが役割のバトンを受けるというのは、ごく自然な流れだと私は思います。
当時はクラブチームだから出来た事なのかもしれませんが、時は経ち、旧来からの実業団(企業内)チームさんにも現代はクラブチームと同様の役割が求められてると思います。

🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐

スポーツチームが「地域を元気にしたい」と目指す事

我が愛するアランマーレ山形バレーボールチームは「存在意義」をどう捉えているか。

昨年９月25日。fan仲間の方からのツイートで情報をいただいた山形新聞さんの朝刊の紙面『オピニオン』のページ。アランマーレ山形の西尾博樹部長の投稿記事が掲載されたとの事で、一部抜粋して紹介いたします。

タイトルは、『バレーで地域を元気に』

(※ここから抜粋内容)

私は14年10月にプレステージ・インターナショナルに入社し、アランマーレ山形の立ち上げ準備に就いた。就任当時、本間正巳酒田市長(※当時)にごあいさつに行った際、「バレーボールで人口を増やしてほしい」とのミッションを頂いた。私のアランマーレでの活動はそれが根底となっている。
人口を増やすには地域が元気でないと始まらない。そのための施策、地域との連携、イベント実施などをチーム全員で行ってきた。

(中略)

どのような状況であっても地域やファンのために、できることを精いっぱい成し遂げることがわれわれの義務であり、ここを無くして存在価値はないと思っている。

(以下略)

🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐🏐

このたび設立が発表されたアランマーレ ジュニアクラブも、「バレーで地域を元気に」という西尾さんがおっしゃられてる活動の根底にある１つの姿だと、いちアランマーレfanとして私は思ってます。