よみがえれタイプＭ　その２

業者さんから連絡がきたのは預けた直後でした。
次から次と不具合発見報告がありました。
・シフトノブが割れた
・電動式格納ドアミラーが動かない
・パワーウインドウ運転席側が動かない
・エアコンが効かない
・サンルーフが途中で止まった
・給油満タンにすると燃料タンクからお漏らし
・ライトスイッチＯＦＦなのにライト点灯
などなど。
他にも色々あるのですが、気が重くなるのでやめときます。

接着剤で付けた跡あり

お漏らしの跡

購入前に試乗したときは、パワーウインドウ、サンルーフ、ライトスイッチなどは正常に作動していましたので、引き取り後に発生したものであると思われます。
しかし、シフトノブ割れや燃料タンクなどは、前所有者又は販売業者は分かっていたはずで、私は見事に騙されたのです。
業者にクレームをつけることも考えましたが、自分の確認不足であったことも否定することはできず、泣き寝入りするしかありませんでした。
今頃、前所有者又は販売業者は「鴨がネギしょってやってきた。」と笑っているのでしょう。
前所有者や業者に対して腹立たしい気持ちはありますが、車に対しては、
「この車は私に助けてほしかったのではないか。本来の姿に戻してと言っているのではないか。」
という気持ちが強くなりました。
「この車を無事公道へ復帰させてみせる。」
資金は限られる中「よみがえれタイプＭ計画」がスタートしたのです。