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なぜ『スコーン』はパサつくか。

スコーンと言えば『パサついた食感』というイメージを持つ方も多いと思います。実際に、そういう風に作っているお店は多いです。それが良い悪いという話ではなく、そういう風に作っているのです。

スコーンは、ジャムやクロテッドクリームなどを塗ったり、紅茶などの水分と一緒に食すものなので、もともと水分は少なめのお菓子です。甘さも控えめですね。

こういうスコーンはイギリス式と呼ばれるらしいです。

それよりも、甘くどっしりしたものはアメリカ式と呼ばれ、区分されているそうです。砂糖が多く含まれるので、生地に保水性が生まれることで、イギリス式よりも、しっとりした食感になります(どっしりという表現が正しいかも。)。

では、日本人はスコーンではなくて、お菓子をどのように食べることが多いでしょうか。必ずしも飲み物は用意しません。あればより良い、という感じでしょう。

なので、お菓子単体で、『パサつく』『甘い』ものは避けられる傾向にあります。

それで、日本でよく販売されるスコーンが、なぜパサついたものが多いかというと、私見ですが、

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