辞書を編む

「辞書を編む / 飯間浩明」読了。国語辞典の編纂者のエッセイ。言葉の意味を調べる機会にしか使わない辞典も、実は編纂者の弛まぬ努力と人間味が反映されていると想像して読めば見方が変わるんだなと思った。現代でもアナログかつ地道に作られてるのにただただ脱帽(3)

当たり前に誰でも知っている「女」「右」などの言葉を、仮に知らない人に対して、果たして言葉で説明できるだろうか。辞典の一つ一つの言葉の語釈にはそれぞれ編纂者の苦悩やストーリーがある。歴史の流れに沿って辞典も改訂されるし、追加される言葉もあれば削除される言葉もある。辞典は生きている。

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