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美容師って名言とか格言好きだよな

もはや現代人の集中力は金魚以下らしいです。

いや、金魚がめちゃくちゃ集中力あんのかもしれん…

ママ美容師ライターのサカリです。

まあ、そんな話を聞きまして。


とにかく集中力が低下している
わたしたち現代人に
あなたの主張を届けようというのであれば

「一言で心をとらえろ」

ということ。

だからこそ
集客媒体での
キャッチコピーはまじで重要

ということ。

キャッチコピーって?

意味としては

キャッチ(掴む)
+
コピー(短い文章)

なのですが、、


たとえば
「キレイな髪をつくる〜forever beauty〜」
というキャッチコピー。


うーん、
それっぽいけどどっかで見たような…

耳触りは良いですが、
「…ふーん」

というところです。

本来、
キャッチコピーの目的は

「この店は私のためにあるお店なんじゃ…!?」

と、一言でズバッとお客様に刺し
二行目以降で仕留めに行く。

そう、キャッチコピーは
二行目以降を読ませるためにある
のです。

そんな
心をとらえるキャッチコピーが作れたら
そのページから予約していただく可能性は高まります
よね。

なので
このnoteでは
美容室における
HPやLP(ランディングページ)、
セールスレター、チラシなどの
集客媒体のキャッチコピーについて

「ぶっちゃけキャッチコピーって知らん…」

という
ライティング初心者の美容師さんでも
わかりやすくお話ししたいと思います。

ですがそもそも、
まず伝えたいのは、

お客様は怠惰です。


お客様への宣伝の文章において
3NOTと呼ばれる
三原則があります。

お客様は基本的に怠惰です。

脳死でスクロールしてます。

なにも信頼のない状態の
あなたの文章は
オモロイことがなければ
すぐさまスクロールし、
記憶にも止めません。


まず、あなたの商品やサービスを伝えるときは
このお客様の性質をよく理解しましょう。

だからといって、
文章を一から作り上げるのは高度なこと。

なので、
LPやセールスレターには
「こんな順番で話していくと伝わりやすいですよ」
という、基本構造があります。


それを使って
閉ざされたお客様の心を
徐々に開かせるのがこの基本構造の役割です。

お客様の気持ちを先読みして欲しい言葉を差し出す

とはいえ、
それを広いターゲットにしてしまうと
冒頭のような
ふわ〜〜っとした言葉になってしまう。

なので、
あなたの商品やサービスが解決できる
悩みの
あるお客様に向けて作るのが
キャッチコピーの一番大切なことです。

いわゆる、
ベネフィット。

ベネフィットとは
「お客様は何か悩みがあり、
あなたの商品やサービスを得ることで
悩みが解決された状態
」のことです。

キャッチコピーには
このベネットを組み込んでいきましょう。

これを
「キレイに」「美しく」など、
抽象的な言葉だけで構成してしまうと
悪くはないのですが、

他と何が違うのかわからなかったり
本当に自分に合うのかと迷ったり
そしてこちら側も
サービスの効果を最大限に感じていただけるお客様に届かなくなってしまいます。

例えば、
「白髪染めが得意なお店」

「クリエイティブなカラーが得意なお店」
どちらも
「キレイなカラー」
と名付けられますが
求めているお客様は違いますよね。

怠惰なお客様が選ぶのは
優れたモノではなく
わかりやすいモノ。

そして、その上で自分に合うのか?
というのが
判断基準です。

一発で仕留めるために、
はじめのキャッチコピーは
「あなたのためのものですよ」
ということがわかるようにしましょう。

ベネフィットを知るために

わりとありがちなのが
自分本位の作りになってしまうこと。

「20年の信頼と実績」
「専門技術の○○」
などは、あなたがアピールしたいことであって
お客様にとって

「で??」
な訳です。

お客様のベネフィットは
お客様しか知りません。

客観的に見た時に
自分本位だなあと感じたら
お客様に聞いてみるのが近道です。


3人に聞くと70%、5人なら85%の信憑性があると言われている。



コンセプトとの違い

ここまでで、
勘の良い方は
「つまりキャッチコピーって
コンセプトと同じやんけ。」

と思うでしょう。

そう、
コンセプトは全ての発信の根源になるものなので
言いたいことは一緒なんです。

ですが、コンセプトは木で例えると「根っこ」

根っこは木だけ見ると見えません。
ですが、根っこがないと木は生えません。

根っこがしっかりとはっているからこそ、
丈夫な幹ができ、キレイな葉っぱが生えるのです。

キャッチコピーやその他の発信の全てのものは、根っこから生えている幹や枝、葉っぱなのです。

同じ根っこの木のものなので
コンセプトからズレてはいけません。


お客様の目に触れるかどうかが大きな違い


伝わらないのは「ヨワズレムズ」だから

キャッチコピーは
コンセプトを
お客様が興味を持ってくれて
魅力的に伝わるように
超絶わかりやすく、記憶に残り、
心を動かすように変換したもの。

そのことを考えた時に
はじめて
横文字を使った方が求めているお客様に伝わるのか、
語呂やリズム感があった方がわかりやすいのか。

全ては
「求めているお客様は
どんな人でどんな悩みを持ってて
どんな願望があるのか」

そこをズラさずに
求めているお客様の頭のなかにある言葉を使いましょう。

美容師なら
サロンワークの中でお客様と会話しているので、
その語彙は知っていますよね。

専門用語は使わない、
ライフワークを想像して会話を合わせる

など、
基本的なところは会話と一緒です。

イメージが伝わる言葉をつかいましょう。

「キレイな髪になりたい」
のも、
「サラサラで触ると指から滑り落ちる、絹のような軽やかな髪」

なのか

「ツヤのある、しっとりとしたまとまる髪」

なのか

「鮮やかな色を使った写真映えするカラーをした髪」

なのか、全て求めているイメージが違いますよね。

単語を強くすると、よりお客様とイメージが一致します。


さらにこんな要素を入れると刺さるキャッチコピーに

・求めているお客様はだれか
・お客様はどんな悩みがあるのか
・それをどんな方法で解決するのか
・どんな未来を約束できるか

ここまで素材が出来たら
あとは「言葉はめ込みゲーム」のように
すでにある文の型に
当てはめていくと良いでしょう。

「キャッチコピー 例文」や
「キャッチコピー 事例」などで検索するのも
良いです。

良い例の要素を分解して当てはめる
語呂が良く作りやすかったり、
また、お客様も耳にしたことがあるリズムで
頭に記憶に残りやすいです。

自分が心が動いたキャッチコピーを
スクショしたり、スワイプファイルにまとめておくのもオススメです。

次の要素が入っていると
なお良いのでチェックしてみましょう。

有名ですが、
ビリギャルのキャッチコピーは
売れる要素が多く入っています。

「学年ビリのギャルが一年で偏差値を40上げて慶應義塾大学に現役合格した話」

要素分解すると…

☑︎期待する未来
→慶應義塾大学に現役合格

☑︎ターゲット
→学年ビリ(勉強ができない悩み)

☑︎好奇心、天と地のギャップ
→ギャルが慶應義塾大学

☑︎具体的な数字
→1年で偏差値40

また、
「○○で〜〜してみませんか?」
というのも
読み手の行動を促すキラーフレーズだったりします。

美容室に変換すると、

「白髪染めで真っ黒な髪を
3回の来店で
陽に透けるアカ抜けヘアにする方法」

「2週間に1度の白髪染めから解放されて
明るいカラーをまた楽しみませんか?」

☑︎期待する未来
→アカ抜けヘアになる、美容室に頻繁に通わなくて良い金銭的・時間的な余裕が手に入る、明るいカラーを楽しめる

☑︎ターゲット
→白髪を短スパンで染めている暗い髪の人

☑︎好奇心、天と地のギャップ
→暗い白髪染めから明るいカラー
「また」という若返りが期待できるワクワク感

☑︎具体的な数字
→たった3回で、2週間に1度

という形で、要素をパクっていきましょう。



まとめ

さて、いかがでしたか金魚諸君
(いきなり失礼w
よくぞここまでお読みなさった!)

まとめると、
良いキャッチコピーとは

・心を掴むコンセプトを魅力的に変換した一言
・求めているお客様が求めている言葉を使う
・要素を取り入れ行動を促す

以上のことを踏まえて
ぜひ、あなたの美容室や推しのメニューの
いろいろなキャッチコピーを作ってみてくださいね!

どんな言葉を使ったら
お客様が予約や問い合わせになったか
言葉のコマンドをゲーム感覚で駆使しながら
楽しんで作りましょう!!


「文章作ってみたけどこれでいいんか…」
「もっとしっくりくる言葉を作りたい…」


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