魚に飲まれたヨナ

旧約聖書の中には、預言者のことを書かれた書物がたくさんあります。その中にヨナと言う預言者の話があります。今回そのヨナさんに関する、木彫の作品をつくりましたのでご紹介します。
この作品を作ろうとしたきっかけは、みなみななみさんと言うクリスチャンの画家の方がいらっしゃって、その方が2020年の9月3日から東京銀座にある教文館と言う本屋さんのギャラリーで作品展をやっています。今回のその作品展のテーマがヨナ書考察であったため、ヨナさんの作品を作ることにしました。作品展の案内の写真を添付します。

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まずヨナ書について簡単にご説明をします。昔ヨナと言う予言者がいました。そのヨナに神様から言葉が与えられます。ニネベの街が悪に満ちてしまっているために悔い改めなさいるように神様の言葉を伝えなさいと。この予言はヨナとても嫌な予言でした。このためにヨナは、ニネベとは逆方向のタルシンに行く船に乗り込みました。しばらくするとヨナの乗った船は大きな嵐の中に入ってしまいます。乗組員たちはそれぞれ自分の神に嵐が静まるように祈りました。そして船長がヨナを探すと、ヨガはなんと船底でぐっすり寝ていました。なんでそんなところに寝ているんだ、自分神に祈れ!船長はヨナに言います。でも一向に嵐は静まりません。その頃はそのようなことが起きたときには、くじを引いてその原因を調べていました。そしてくじを引くとなんとそのくじはヨナに当たります。そしてヨナは自分が神様から逃げているためにこの嵐が起きていることを話し、これを沈めるに、自分を海に投げ込んでくれといいます。そしてヨナは海の中に放り出されます。するとすぐに大きな魚にヨナは飲み込まれてしまいます。大きな魚の中で夜は3日3晩過ごします。そして夜は悔い改め神様に祈ります。ヨナの切実な祈りを聞いた神様は、魚からヨナを吐き出させヨナを救います。

その後ヨナは神様の言葉に従い、ニネベの街に行き街の人々に神様の言葉を伝えます。そうするとなんとニネベの街の人々から始まって、王様までが悔い改めると言う奇跡が起きました。神様は最初ニネベの街を滅ぼすと言ったのですが、ニネベの街の人々の悔い改めを見て災いを下すことを思い返されました。ヨナはこの事を喜んだどころか、逆にヨナにとってはなぜ神様が、ニネベの人々を滅ぼさなかったのか理解できず、とても不満でした。神様に、私はニネベの人々に嘘をついた。こんなことなら死んでしまった方が良いと文句を言いました。神様は言いました。「あなたに怒るのは、良いことであろうか」ヨナは街の様子を見ようと思い、高台に小屋を作りました。そこは日差しが照りつけあまりにも暑いので、神様はその小屋の周りをトウゴマの木で囲い日陰をつくりました。ヨナはとても喜びました。しかし次の日、神様は虫をそのトウゴマに放してその木を枯らしてしまいました。また暑さが戻り、ヨナは怒り神様に文句を言いました。それに対して神様は「あなたは労せず、育てず、一夜に生じ滅びたこのトウゴマでさて、惜しんでいる。まして私は12万余りの、左右をわきまえない人々と、あまたの家畜とのいる大きな街ニネベを惜しまないでいられようか」という話です。

この中のヨナが魚に飲み込まれたところ、木彫品でつくりました。ヨナは2人作りました。魚に飲み込まれてびっくりしてるヨナ。そして悔い改め魚の中で祈っているヨナです。子供さん達にこの聖書のヨナ書を話すときには、とても役に立つのではないでしょうか。

ヨナを飲み込んだ魚

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魚に飲み込まれてびっくりするヨナ

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悔い改めて必死に祈るヨナ

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