聞き書き朗読劇「今日も夕げにのろしがあがる」

9月12日白老町竹浦にて聞き書き朗読劇というものをやった。
約4週間程度の稽古を重ねて本番に臨んだ訳だが…非常に難解で繊細な作品だったなと感じる。

朗読というものをやったのは初めてに近い。
目線、身体の使い方、言葉の発し方など、どれをとっても正解?がわからない。
そもそも、正解はあるのかということもあるが、それは一旦置いといて…

終わってみて思ったのは、とても面白かった。
わからないことが多いこともあり、脳をフル回転。
あれもやってみて、これもやってみて…
最初は朗読ってこんな感じというイメージがあったが、それをドンドン壊していく。
普段頭が固い分、意識的に柔軟に柔軟にと…。

大切にしたことは、当事者の皆さんに楽しんでもらうこと、失礼のないようにやること。
今回の作品は実話だったこと、当事者の方も観に来られることを踏まえて、絶対に失礼のないように、楽しんでもらえる様にと頭を巡らせた。

沢山の感想をいただき、やってよかったと改めて感じた。実話を語り継いでいく一端を担えたことを誇りに思うし、創作だけじゃないこういった活動もどんどんしていきたいと思った。

最後に憧れだった飛生芸術祭に参加出来たこと大変光栄に思います。

次回はyhs「14歳の国」
こちらは劇場でお会いしましょう。