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ちぇんじざわーるど

世界が変わるのを見ている 生活が変わり価値観が変わり 二度とこれ以前にはもどらないのだと 誰もが知っている。 私はこの世界で生きて この世界で死んでいくので、 この世界がどのように変わろうとも この世界の中、その一部としてこの世界と共にある。

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人は他人の痛みをもって

人は他人の痛みをもってやっと、 痛みがわかるのだそうで、 自分の痛みにはなかなか理解が及ばないのだそうです。 そんな私達ですが、私達はどうして、 そのように進化したのでしょうか。 近頃は自分に目を向けて生きていくというのが主流になりつつあります。 それは、進化を逆行することにはなりませんか。

果てしない

私は生まれる前、お父さんの体から、お母さんの体へ。 そのゆりかごで見た、果てしない夢。 長い旅の記憶。 体中に全部詰め込んで、飛び出した。 記憶達が突き動かす、世界。 新しい世界を焼き付けて、次へ。 もっと新しい世界へ。

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一切

全てのことは一切、自分が定まらないと、 定まらないので。 私のように自分が定まらない者にとって、 世界は一喜一憂、ジェットコースターなのです。 定まらない上に感情突風まで重なって。 それはもう、目眩がするくらい。 好き好んだことしか、出来ないのが私達なので。 私はきっと定めたくないのでしょう。 目眩がするくらいが、好きなのでした。 ただ。 歳をとったせいか、自分の趣味嗜好にはもうついて行けなくなったようで。 定めてみようかと、思うのです。 この一切をかけて。

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未完読書感想文【マチネの終わりに】

完読していない本が沢山あります。 【マチネの終わりに】は、ずっと前にサンプルだけ読んで、 いただきました、合掌。 となったので、未完読ですが、 時間と体力さえあればもっと読みたかった本でした。 映画化されるようで、予告などを見てみると、 なるほどそのような内容でしたか、となりました。 経験とは、それをする前とした後の自分が変わってしまうこと。 と、おっしゃっていた方がいたので、意識するようになったのですが、 【マチネの終わりに】は、サンプルだけで経験でした。 【

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