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今朝の同乗者

今朝はバスがほぼオンタイムでやってきた。
7〜8人が立っている車内。
乗る時に入り口の狭いところに大きな荷物の学生が一生懸命スマホをいじってる。
運転手放送で『一歩ずつ中へお詰めください』
その子は無反応。
運転手は直接その子の肩を叩いて『そこ邪魔だから奥行って』
今日の運転手なかなかやるじゃん。
で、自分も奥へ。
吊り革に掴まり立っていると目の前には初老の女性。
こちらも一生懸命スマホをいじってる。
いくつかのバス停が過ぎてこの女性がハッと気づく。
どうやらスマホに夢中で降りられなかった様子。
信号待ちの間にそそくさと立ち上がり運転席に向かう。
何をするのかめっちゃ興味が湧いた。
引き返せとかいうのかな…
ここで降ろしてとかいうのかな…ドキドキ💓
すると『遅延証明ください』
その手があったか〜😆
最初にも書いた通り、珍しく今朝はオンタイム運行中だったので運転手も『遅れてないですよ』と優しくも強く否定。
B『そこをなんとか』的な事を伝える。
運転手『1分遅れとかなら書きますけど』
B『時間書かなくていいです』
運転手『それはできません』
B『なんとかなりませんか?』
運転手『私が罰せられるんですが』
Bは無言で降り口の方へ向かうが、キレている様子で立っている乗客に体をぶつけながら移動する。
昔の自分なら髪の毛掴んでるか背中を蹴り飛ばしているところだが、家族がいるから我慢🤭
家族ができてから本当に身近にあるクソみたいな事をいろいろ我慢出来るようになった。
たまに無理な時もあるけど。
話は戻って初老のサイコパス女については、自分は客である事と、市バスの運転手を下に見ている事、おそらく他の運転手は何も言われず出してくれた最低な成功体験があった、自分本位、謝る事が出来ないとか色んな事がわかったが、基本的に何かお願いする時は等価交換か自分が少し譲歩するべき。(本当に遅れたらちゃんとくれるし)
で、それがわからない程の狼狽ということは勤め先もヤバく、遅刻すると爪の1枚でも剥がされるのかとも思った。
世の中は広く自分の知らない世界もあり、知らない風習や手口がある事に気付かされた。
何事も勉強にはなる。
願わくばあの初老サイコパスが少し余裕を持って家を出る事になれば世の中の揉め事がひとつ減るのにな…と思った月曜の出勤。

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