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『正解さがし』

12月30日(月)協力隊生活145/730日目

学校が始まるギリギリまで首都滞在を続けようかどうか迷いましたが、せっかくなのでやはり任地の村で年を越すことにしました。

ダル生活、最後の最後までネットをフル活用していた
その中でふと目にし耳にしたこと
そこから考えたことがあったので今回も好き勝手綴ってみる

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菅田将暉さんが歌う米津玄師さん作詞の「まちがいさがし」という曲を聴いて思い出したことがある

昨年の5月、帰省した際に目にした母校の学校通信である先生が載せていた言葉
「正解の道を選ぶ力よりも、選んだ道を正解にする力の方が大切」

学生生活も残り1年を切り、卒論と教職課程、教育実習に臨もうとしていた
学生生活を振り返ると、いろいろな思い出が蘇るものの、正直後悔も反省も残っている

私は常に正しい道を探していた
いや、探している
自分にとってより正しい道を求めてこれまでのことも正直前向きに捉えられない時がある
「もっとあのときあーしておけば」
「あの時この道を選んでおけば」
「なんであんなことしていたんだろう」
「なんでこうしなかったんだろう」
後悔は止まらない
通ってきた道に誇りも自信も持てなくなる時がある
無意識に理想の自分の現実の自分を比べ「まちがいさがし」をして自分の選んだ道を否定していた

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任地で同期隊員が流していた曲の中で、ふと惹かれる歌に出会った
「まちがいさがし」


菅田将暉さんがMCで曲について話している動画を見つけた
「間違いだと言われている絵にもし自分がいたとして
それって今目の前にある出会いやつながりを否定することになる」
「まちがいも正解もないんだ」

そうやって振り返ってみると
なんやかんや出会いの連鎖が今の自分を作り出しているわけで

今の自分が全て好きになれるわけじゃないけど
もがく中で出会ってきた多くの人たちへの感謝は表しきれなくて
出会ってきた人たち一人一人が愛しいと思える自分がいて
そんな素敵な人たちに囲まれていた自分は幸せ者だなと自信をもって言えるわけで

確かにこれらを否定することはできない

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まちがいも正解もないと伝えてくれているこの歌
気持ちのこもった歌い方に心動かされた人は多いだろう

とはいえ
肩の力は抜けても「正解」を求める自分が消えることは、ない
でもそれは
後ろを振り返って後悔の言葉を並べるのではなく
自分が今選択した景色をさらに自分色に染めて
自分がやりたいように描いて
それが自分が力いっぱい創りあげた「答絵」なのであれば
いつか胸を張って「正解」と言えるでものになるであろう
という挑戦を続ける意志の表れである。

「後悔」は恐らく私の中で1番嫌いなもの
「後悔なく」生きたい
でも過去は変えられない
だからここから創り出す

さて、どんな人生を描こうか

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