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活動開始1ヶ月*活動紹介【73/730】

タンザニアに来てから2ヶ月半、マングラに本赴任してからは1ヶ月たちました。たくさんお伝えしたいことはありますがちょっとずつ。

まずはん本赴任してからこの1ヶ月、どんなことをしていたのか簡単に紹介します

私の勤務先のムリマニ小学校。ムリマニはスワヒリ語で山の中、名前の通り緑の木々に囲まれたのどかなところ、と言いたいところですがその木々の間から聞こえてくる子どもたちの元気な声で、朝から夕方までこの周辺は賑やかです。

とりあえず私が受け持つ学年は3年生ということになりました。

<主な活動内容>

1. 授業見学

2. ノート採点

3. 採点後の復習

4. 後半からは一人で授業

5. 特別授業(日本の紹介)

1. 授業見学
3年生の教室中心に授業見学。とはいえ空いている時間も多く、きっと今しかできないだろうと思い学年、教科を問わずいろんな教室を覗きました。学年によって、そして先生によっても雰囲気は全く異なるので面白いし勉強になりました。

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基本的に教科書は全員分はないので複数人で1冊の教科書を共有。それでも足りない場合は先生が教科書の文章全写し。

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日本ではなかなかない光景だよなーと思いながら。
自己アピールが強いけど、中にはいざ当たって前に出たらもじもじしちゃう子もいました(答えわからんのに挙げてたんかーい)
こちらの子ども(というより大人を含めタンザニア人)たちの挙手は人差し指を出してor指をパチパチならして。

授業中は机の間を歩きながらみんなの様子を見るのに加えて、私自身も生徒と一緒に先生の話を聞いて板書をノートにとります。スワヒリ語の勉強。

2. ノート採点
最後には練習問題が必ずあって、解き終わった子から提出。オフィスに戻ってから先生が採点し、次の授業はその復習から入ります。そのノート採点を手伝い、今では算数(ときどき英語)の採点は私がやるものとなっています。生徒がなにをわかっていてなにをわかっていないかがよくわかるので非常にいい機会です。でも私がこのノート点検をすることで、ある問題もでてくるわけなんですが・・・(続く)

3. 採点後の復習
話すことも限られるし新しいことを教えるよりもやりやすい、ということで、復習の部分から少しずつ生徒の前に立つ機会、黒板を使って説明する機会を与えてもらっています。上述した通り、基本的には次の授業の最初にするものなのですが、午後になって教室を見ると先生がいない、生徒はほったらかし・・・なんていう状態。こういった時間を使って「さっきやった問題の直しするよー」と、その日のノート採点→教室全体で復習→直し点検をしています。

4. 一人で授業
ここ2週間は選挙の関係で学校の半数以上の先生が不在状態でした。先生たちがなんとか回す、各教室をフォローしあう、という気配もなく、先生がいない授業は空きコマのまま。という状態。このまま生徒を教室でなにもしない時間を過ごさせるのもよろしくないかと思い、一人で授業を担当してみることに。これまで習ったところの復習に加え、途中からは新しい単元の授業もやってみました。まだ研究もしきれていないので特別なことはせず、生徒が一番慣れている授業形式で、教科書通りにとりあえずやってみています。詳しい取り組みはまた別の記事で。(ゆーてたいしたことしてない)

5. 特別授業
歩いていると「カナー!こっち来てー!」「教えてよー!」と教室から生徒に呼ばれます。(あれ、今授業の時間のはずじゃ・・・)
「今なにしてるの?先生は?」
「座ってるだけ」「みんな遊んでる」
先生がいない状態で静かにできているときもありますが、基本的にはみんな好き勝手やってます。どこの子どももそんなもんなんだろうけど、そもそも先生が教室にいなくて放置状態ってのが、ちょっとだけ自分としては気になるところ。(それで騒がしかったら怒るのが先生)
ということでそんなときにはちょこっとだけ特別授業を開催しています。
・日本語の挨拶
・日本語の数字
・歌(例:幸せなら手をたたこう/BINGO)
・日本語の遊び(例:じゃんけん/なべなべそこぬけ/アルプス一万尺)
日本語の数字を教えてから「2たす3で ごまだんご(5)!」とか、教えて貰った算数の小ネタもやってみました
私が黒板に書いたことを言わずしてノートに書いてくれた子もいました。
それから「はないちもんめ」を教えたら「タンザニアの遊びと似てる!」と教えてくれました。動画は載せれないみたいなのでまた別のSNSを通じて^^
10月10日には「日本では"目の日"って言われてるんだよ〜」と絵を描いて説明したら大盛り上がり。これは大成功。

そんなこんなで

最初は生徒に教えてと言われて日本の文化の話が多かったけど
今は算数など、勉強に関わることを増やしています。九九のフラッシュカードもウケがよろしい。

とりあえず、この1ヶ月間こんなことしてました。
考えたこととか、どんどん見えてくる良い面・悪い面とか
思いの部分を話し出すと止まらないのでまた別の記事で綴ります。

でも一言だけ感想を

小学校の先生てむずかしい!!!!!!!!!!

*haraka haraka haina baraka(急いでいたら幸せは逃げちゃうよ)

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