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ぐだぐだぶとんが物語×VR(VR-TRPG)で今後やりたいこと

こんにちは。VR-TRPGサークル「ぐだぐだぶとん」代表の逆凪と申します。

ぐだぐだぶとんがVR-TRPGの制作を始めて1年以上が経過し、公式ホームページもできたのでこの機会に約1年を振り返ろう...と思ったのですが、なんか未来のある話の方が面白いなと思ったので、今回は「ぐだぐだぶとんが物語×VRで今後やりたいこと」についてお話したいと思います。

なんかお堅い記事になりそうな気がする...株主総会みたいな感じで見て下さい(???)

ぐだぐだぶとんのホームページはこちら。頑張って検索上位に上げたい。

前回の記事はこちら(↓)。一年の振り返りなのにぐだぐだぶとんについて触れないんかい(笑)

VR-TRPGって何?

VR-TRPG(VRで遊ぶTRPG)については、ホームページでも説明していますが、こちらの記事を見て頂いても分かると思います。

TRPGをVRで遊ぶ事で高い没入感を得て楽しく遊べるんじゃないか、という試みですね。といってもスマホでもPCでも遊べるのである意味3D-TRPGかも。

長期的な目標

ぐだぐだぶとんが立てている長期的な目標(大きい目標)は、上の記事でも紹介していますが、①初心者に優しいVR-TRPGの成立②商用でできるVR-TRPGの成立の2つです。これを実現する手段としてエモクロアTRPGとバーチャルSNS「cluster」を選びました。どちらも素敵なプラットフォームです。無料で利用できるのも強み。

この長期的な目標の達成度の話でもしましょうか。

①「初心者に優しいVR-TRPG」に関して今までやってきたのはこんな所(↓)でしょうか。
・booth&clusterでのシナリオ・アバター・ワールド全部公開
→これによりぐだぐだぶとんの手を借りずとも、身内だけでVR-TRPG「全て忘れてしまえたなら」が遊べるようになりました。boothでVR TRPGと調べて出てくるVR-TRPGは弊サークルの物だけです。
・テンプレートキャラシの実装
→CRPGのようにキャラステータスを簡単に作れた方が良いとアドバイスを受け、作成しました。
・ぐだぐだ書房【TRPGチュートリアル】
TRPGを作る・遊びたい人が集う場として作りました。
今はVR-TRPGを一緒に作ってくれる人が来てくださっています。
作品数が足りないのもあって、まだ「遊ぶ」機能が不十分ですが、8月頃に何とかなるでしょう。(希望的観測)
今後やる事としてはこんな所(↓)でしょうか。
・動画「「全て忘れてしまえたなら」を遊ぼう!」の制作
brがやってくれそう。VR-TRPG普及してけ~
・8月公開の「ハローバーチャル」がVR-TRPGの入口になる
これは短期的な目標の方で話します。
・VRもTRPGも知らない人と一緒にVR-TRPGを遊ぶ
VRを知らない人と遊んだり、TRPGを知らない人と遊んだ実績はありますが、VRもTRPGも知らない人と遊びたいですね。(そんなリア友と遊ぶ予定だったけど忙しさに負けて延期中...)
TRPGもVR-TRPGも、もっと多くの人に遊んで貰えるコンテンツだと思っています。宣伝する際には、VRを知らないTRPG民・TRPGを知らないVR民だけでなくどっちも知らない人も意識したい。

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②「商用でできるVR-TRPG」に関してはまだまだですね。
とにかく作品数が足りないのが問題です。VR-TRPGを始めやすいように第一作はシナリオを無料公開しています。(アバターは有料ですが)
ただ、①でも述べた通りシナリオ・ワールド・アバターを全て公開できたのは大きいですね。しっかりした作品が出せる証明になりました。
宣伝も非常に重要だと思っているので、作品数が増え次第他の人を呼んで配信したいですね。

短期的な目標

こっちの方が重要。

①【ハローバーチャル】バーチャルSNSの入口になる

TRPGを知らない人が、バーチャルSNS(説明は以下画像)に来て、そこで出会った人と最初に楽しむ事がVR-TRPGとなる。VR-TRPGがバーチャルSNSの入口となる。そんな事が実現できれば面白いなと思っています。

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余談:バーチャルSNSの入口を考える
昨日(執筆時)My Dearest(「東京クロノス」や「アルトデウス:BC」など1人用の物語×VRゲームを作っている企業)の採用説明会にて、運営型の「複数人で物語を共有する」プロジェクトを発表していました。SAOとかReady Player Oneに近いみたい…?
バーチャルSNSの入口としてはそっちの方が強い気がしますが、残念ながら弊サークルはアマチュアゲームサークルなので運営型は検討していません。
My Dearestのそのプロジェクトにファンとしてもクリエイターとしても楽しみにしています!

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②【Cluster GAMEJAM】ぐだぐだユニバースの展開

ぐだぐだぶとんの制作シナリオ(公開されているのは1本・シナリオ制作済は4本)をもとに展開される世界をぐだぐだユニバースと呼ぶ事にしましょう。(クロノスユニバース意識)

8月13日から開催される、48時間でゲームワールドを作るコンテスト「Cluster GAMEJAM」において、ぐだぐだぶとんはVR-TRPGでは無い物語×VRに挑戦しようと思っています。

このコンテストにはストーリー部門があるのですが、ストーリーを組み込もうと考えると「48時間で」「ストーリーがあり」「友達と」「何度も」遊べるゲームワールドを作るという事になります。(難易度高すぎ?)
それに対し、物語部分はぐだぐだユニバースを使う事で深い世界観を短時間で生み出せるようにします。
ワールドも今までVR-TRPG用に作ってきた3Dモデルを使えるはず。
ゲームデザインについては、Florが過去3回のイベントでゲームワールドを制作してきた知見を活用して頑張ってくれます。

③【ハローバーチャル・Cluster GAMEJAM】VRPG(Virtual Role Playing Game)の模索・VR-TRPGの入口を作る

弊サークルはTRPGをやりたいという訳では無く、VRの良い所とTRPGの良い所を抽出したVR-TRPGをやりたいので、あわよくばVR-TRPGというアプローチからVRPG(Virtual Role Playing Game)を作れないか考えています。

そんな訳で「ハローバーチャル」やGamejamでの作品はそういった事に挑戦するつもりです。Gamejamについては構想がある位なのであまり語れませんが、「ハローバーチャル」は自分の気持ちを考えるTRPG・Gamejamの作品は他人の気持ちを考えるゲームになるでしょう。
共鳴者はPL自身というのはTRPGでは見ないですが、自分は自分が一番よく知っていますから演じやすいでしょう。VR-TRPGの入口になってくれたらいいなぁと思っています。
Gamejamについては何とか受賞してVRPG(VR-TRPG)を遊んで(認めて)貰いたいと思っています。VR-TRPGワールドはワールドプレイイベントでも「ワールドに遊びに行こう」でも使いづらいのでこういう機会は大事にしたい。

余談:VR×物語×ゲームワールドの考察
「友人と何度も遊べる」に着目して考える。
1.ストーリーを(謎解きや探索を混ぜながら?)パラパラめくるタイプ
「何度も遊べる」の要素をストーリー分岐に託す事になるが、複数人で物語を見終わった後、分岐の(完全)回収には行かないだろう。(エンディング回収のモチベには個人差がある)。
2.ストーリーパートとゲームパートを分けたタイプ
「何度も遊べる」の要素をゲームパートに託すもの。
世界観をつけただけのゲームになるか、ストーリー重視のゲームになるかは制作者に依存すると思う。
弊サークルはストーリー重視にTRPGらしい要素を付け加えて挑む予定。
余談:バーチャルSNSでの物語×VRにおける主人公
主人公と世界との関わり方を考える。観測者と世界の一員に分けたが、その中間を作る事もできる。
1.観測者
謎空間に閉じ込められて誰かの心象風景を見る。
制作者の伝えたい事が強く出やすいのが良い所。
2.世界の一員
謎空間では無く、人間が生きている世界を扱う場合は恐らくこっち。
世界に干渉するならば、主人公は世界の一員であるはず。
VRは360度映像と違って世界に干渉できるので、それを活かしたいならこっち寄り?

④【地下壕の讃美歌・虚空に夢を見る】戦闘システム・魔術の実装

VR-エモクロアTRPG「全て忘れてしまえたなら」「ハローバーチャル(未公開)」は意図的に戦闘パートを用意していません。
没入感の高い戦闘を行うのは困難だからですね。(PLの攻撃は高い没入感で作れそうだが、NPCの攻撃は今も悩んでいる。神話生物らしさが出せるかは問われそう。)
ですが、今後公開予定の「地下壕の讃美歌」「虚空に夢を見る」では戦闘を行えるようにする予定です。
更に、魔術の使用による戦闘もやりたいと思っています。
元々全力で体動かすのが大好きな貧弱野生児なので求める戦闘のクオリティは高くしたい気持ち。

⑤【これから発表予定の全作品】アニメーションの追加・演出の補強
フェードイン・フェードアウトやワールドに組み込まれたNPCがアニメーションで動くようにしたり...UIで共鳴演出するの個人的には微妙だと思っているのでそこも何とかしたいですね。
作業量やばそ~(自分以外誰もやらなそう)

まあそんな事言っても...

さて、今までなんかお堅い事を語ってきましたが、そんな事言っても「ハローバーチャル」が終了次第、制作の方は一月程お休みしようと思います。「ハローバーチャル」はちゃんと作ります。作品出さない口だけサークルだと思われないように頑張ります。

というのも、サークル内の作業量の偏りが酷くなってきて(代表にカリスマ性が無い)、アウトプットとインプットの両立ができなくなっています。

VRが長期戦なのは分かり切っていて、無理しすぎたり評価を求めすぎたりすると死にます。そろそろ危なくなるな、と思ったので一月程休むという次第です。
インプットにはclusterや他バーチャルSNSの人達との交流も含まれているので、そういう楽しい事もしたいですね。渉外担当がどこをほっつき歩いているか分からないので自分でやらねばと思った次第。
シナリオも期限を気にせずゆっくりと書き直したり、重要度が低くて放置していた(ごめんなさい)リプレイ動画の編集とかもやっていきたいと思います。

終わりに

で、この記事は何を伝えたかったんですか?(駄記事)
とりあえずこれからのぐだぐだぶとんにワクワクして頂ければと思います。こんなに長いのにそれだけで申し訳ない。

明日以降のgudaguda note weekもお楽しみに。新メンバー3人の自己紹介とかも入っています。

次は作品を通してお会いしましょう。またね!

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