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劇団員が増えました。改めてご挨拶など。

こんにちは、サカナデの主宰の岡本です。
この度、劇団員が5名増えて、6名体制で活動することになりました。

ご挨拶もかねて、これまでの活動と今後について書いていければと思います。

よく知らない人が大半であると思うのですが、サカナデはこれまで名古屋で3作品公演をうっている小さな団体です。この3回の公演はユニット形式というのか、公演ごとに人を集めて行う形で作品を発表してきました。(過去の公演についてはyoutubeに動画を上げてますので良ければ、ご覧ください)性愛や恋愛をよく描きます。
↓第3回公演全編映像
https://m.youtube.com/watch?v=1jloFn_lP6Y&t=2753s

3本の作品をユニット形式で作りつつも、「集団化しなければ」という思いがだんだんと出てきました。それなしでは続けていけないとも思いました。

主宰、劇作、演出を兼ねていると、公演をやりきることで手一杯で、それ以外の例えば「コンペに出るための書類を書く」とか「助成金の獲得を目指す」といった中長期的活動のための動きに割く余力がありませんでした。劇団員がいて、集団として機能し始めれば、作品作りの外側の部分にも力をかけていける。より作品を広く見てもらう場に持って行くことや、俳優やスタッフに適切なギャランティを支払うための方策を検討できる。そういう可能性が生まれてきます。

勿論それだけではなく、何より作品作りにおいて、「集団創作」ということに重きを置いているので、ここでも劇団員が入ってくれたことは非常に嬉しいことでした。
これまでも作家一人の頭で考えつくものでつっきるのではなく、稽古場で俳優やスタッフとともに話して、話して、試して、試して、を積み重ねる中で作品を作ってきました。これからもその創作方法を続けます。
ユニット形式ではこの積み重ねは作品の終演とともに終わりますが、劇団という形式であれば積み重ねを引き継いで、次の作品に臨めます。それは創作にとって大きな希望です。これから生まれる作品は、より強固で面白いものになっていくと確信しています。

主宰としての動きもしつつ、一人の劇作家としては、ただただ、日々勉強して、粛々と面白い戯曲を書いていきたいと思います。丁寧に日々頑張りますので、良ければ応援よろしくお願いします。

岡本拓也

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