好きな職場を離れるのは失恋と似てる

 3月31日最後の出勤を終えた、、、
満足に引継ぎはできたのか、ちゃんと感謝の気持ちを伝えることはできたのか。考えても仕方がないことなのだが、不安で仕方がない。

 あ、靴を一足忘れた。先輩からのLINE通知で気づく。24歳なのに子供の頃から忘れ物は度々してしまう。本当に情けないと戒める。(正直言えば昔からなので慣れているのだが)

 こんな僕にも「教員として立派に頑張った」と声をかけてくれる先輩は少なくなかった。できないことの方が多かったから、素直に受け止めきれない気持ちもあるが、最後だしありがたく受け取っておく。(この辺の捉え方、考え方についてもどこかで書きたいなぁ。)

 教員→芸人へ。正直不安で一杯だしなんとかなるなんてこれっぽっちも思わない。でも昨年の夏前1人で仕事のことを考えて、答えのない洞窟の中を迷子になっていたことを思い出すと道は開けたと思う。
答えのでないまま朝を待つのは本当に怖い。
 「答えを書かなきゃ正解にならない。とりあえず答えは埋めろ。」ランドセルを背負っていた頃にそんなことを誰かに言われた気がする。

 「自分が歩いた道を正解にできる生き方をする」
大切な人にいただいた言葉だ。授業で偉そうに生徒に話したこともある。僕にとっては形のない宝物だ。僕にはきっとこの先、歩いた道を正解にできると思う。根拠なんてない。強いて言えば過去24年間の生き方が根拠になり得る。いやそう思いたいだけかもしれない。うまくいかない時でも笑いながら生きてこれたのが僕の強さだから。

 自信がない、不安、失敗したくない。世の中には色とりどりの感情がある。傷つくのは怖いし、当たり前である。それでも前を向いて歩かなきゃいけない。挑戦しなきゃいけない。正解だって言えない生き方をしたら、過去応援してくれた人を裏切ることになる。

 芸人なんて頑張ってなきゃただのフリーター。そう厳しく言い聞かせていく。

 僕もくずやもネガティブな理由での退職はしてない。お互い職場や仕事のことが好きだった。あれ、自分が好きで相手も自分のこと好きで(思い込みである)離れなきゃいけない、、、?

 すごい訳ありの恋愛じゃん。
てか全然恋愛じゃないじゃん。あれ、もしかして題名間違えたかな。

2022/4/2  サイヤング小山
松たか子「明日、春が来たら」を聞きながら

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