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楠瀬誠志郎「こえの学校」体験記 ♪3

楠瀬さんが主宰する学校は「こえの学校 Breavo-para」という。学校はメトロ明治神宮前駅から3分ほど歩いたわかりやすい場所にあった。

👉 https://www.breavo-para.com/access/ アクセス

階段を上ってドアを開ける。靴を脱ぎカーテンを開くと目の前に楠瀬誠志郎さんが居て、赤松さんが居て、もう一人のインストラクターさんと3人で私を笑顔で迎えて下さった。中は鏡に囲まれたスタジオになっていて緩やかな音楽が流れている。正しいかどうか判らないが、12月20日の赤松さんのラジオの途中から流れるバック音楽と同じように聴こえた。

スタジオの中央には座布団が置かれていた。バッグからお水のペットボトルとタオルを出して横に置いて座った。前にもう1枚座布団が敷かれそこに楠瀬さんがこちら向きに座った。体験を始めるにあたりの挨拶があり、声に関する話を沢山してくれた。緊張もあったし、大切な話が沢山過ぎて全部を覚えきれなかったが体験中の記憶に残ったことを書き留めておきたいと思う。

① と ② 楠瀬さんが二通りの声を出し、どう違ったかを尋ねられた。
2つの声が同じに聞こえる人と違うと思う人が居るという話から始まった。
私は①の声は詰まっていて少し向こうに下向きに落ちていくような声、②は大きく綺麗で前方にグーンと押し出されていくような声だった。
「声の出し方によって喉を痛めず話し続けられる」「声は喉で話すのではない」「背中が大切、背中で声を出す」という論理的な話を聞かせてもらった。

実践に移り、耳たぶから肩に向けて真下に下がった位置を親指で押してもらった。私はかなり肩が凝っていてカチカチらしい。自分では気づかないのだけど他の人にも言われるので本当だと思う。ここの筋肉を柔らかくすると声は出やすくなるそうだ。本当に申し訳ないくらい長い時間私は楠瀬さんに肩を解してもらっていた。
12/20の赤松さんのラジオではここは「0」の位置でここを押すと肩が上がり声帯が縮まり、その後だらーっと肩の力を抜いた時に声帯が広がるのだそうだ。(赤松さんに聞くと「1」の位置、「2」の位置もあるらしいがそれがどこかはまだ教わっていない)
楠瀬さんはこの時ペットボトルを持ち上げ声帯に例えて解説をしてくれた。
⇒効果・肩と背中の筋肉が気持ちよくほぐれた気がする。

体のストレッチ。右腕を床と平行に横に伸ばし広げ、更に床と垂直に手のひらを上に向け90度曲げる。反対の手は下げたまま。頭を反対の手の方向に傾げた後、頭を首からぐるりと回す感じで3周くらい、逆回転も3周。その後に反対の手をだらりとさせる。逆(左)の腕も同様に伸ばし首からまた3周ずつ回した。
⇒効果・頭と肩の血行が良くなった気がする。

声のストレッチ。口を開け下歯の上に舌を乗せ低い声を出し続ける。声帯の疲れを取る為の声のストレッチでお風呂の中で1分やると良い。お風呂は蒸気が有るので改善しやすい。
⇒効果・声を出しながらの喉の状態が多少楽に感じるようになった。

胸を口だと思い声を響かせる。手を胸に当て声を出しながら押し下げる。背中を意識しながら胸に手を当て大きく息を吸い「あ~~~」と出せるところまで出し続けると途中から声に響きが出てくる。楠瀬さんの指示で途中から発声が言葉に変わった。「おおきな~~~こえ~~~」と出してみる。赤松さんに聞くと、おおきな~~~の部分が響かせる部分らしい。
これをした後に歌ったり台詞を言うと負担の少ない声の出し方になっていて長時間声を出し続けることができるそうだ。歌手や俳優さんにはマストな訓練なのだと思う。
⇒途中楠瀬さんが「響いた!」と声をかけてくれる時が何度かあったけど自分ではあまり区別がつかない。上手になれた気もしない。まだまだ回数が必要だと感じた。
🏠 ⇒家で何度かやっていたら、胸に手のひらで圧を掛けていくと音が響きだすように思えた。胸を手のひらで押すとだんだん体が猫背になり最後の最後まで息を吐こうとし声が響鳴するような気がしてくる。楠瀬さんの「響いた!」はこれなんだろうか。自分でも不明確なままだ。次回行けたらココが解決課題となる。

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