見出し画像

(A)東京V 遠征記録と感情

失点で跳ばなくなるゴール裏。
失点で声を出さなくなるゴール裏。
失点でテンションの下がるゴール裏。
失点で諦めるゴール裏─────

なんの為に東京に集まったのだろうか。インスタ映えのためだろうか。SNSで自慢するためだろうか。そうじゃないよな。間違えなく勝たせる為に来てるはずだ。少なくともUSや俺たちは勝利の為に逆境の中でも最後まで選手を信じて応援し続けた。どんなネガティブな状況でもやめなかった。だけど、中心にいるのに失点で動かなくなる。そんな奴が周りにいる。中心にいるのに腕ぐみして文句ばっかり。マジありえないっしょ。何の為のゴール裏なんだろう。自分も何度か煽ったが、煽りが足りなかったみたいだ。ほんとに悔しい。周りを跳ばせるのも俺たちの役目なのにな。それはとりあえずおいといて。
試合後に横断幕を片付けていると水溜りの中に配った旗が浮いていた。カップホルダーにはぐちゃぐちゃにされたフリーペーパーが詰められていた。正直引いた。酷すぎる。普通に考えて人としてあり得ない。結果なんかよりもこれが一番イラついたかも。ちゃんとしてくれ。お願いだから…。
試合に関しては、2回も追いついた時に「今日はなんか違うかも」と思ったが結果は大敗。試合後に荒野がこっちに来た。サポーターの目の前で持っていたタオルを放り投げた。あんな奴がキャプテンでいいのか。最近はクラブも選手もフロントも信用ならない。まぁでも、俺たちが諦めたらこの北海道コンサドーレ札幌というクラブは終わりだ。俺たちだけでも絶対に諦めないぞ。俺たちでこのクラブを蘇生させてやるぞくらいの気持ちで、これからの試合に臨もう。絶対に諦めない。NO SURRENDER。


今回の遠征で、語りたい奴がいる。SCBの”こうせい”という男だ。
彼とは同じ中学校で中学時代から一緒に応援している友達。自分の中学時代を語るにはなくてはならない存在の男である。2018年からは朝早くから幕搬に来てくれたり、一緒にゲート旗を掲げたりと色々協力してもらっていた。だがしかし、2019シーズンが終わり中学卒業、さらには某クソウイルスのせいでJリーグの開催中止。あの時集まって一緒に応援していた中学の友達、みんなと完全に離れ離れになっていた。自分もどこか「あの時のあいつらいないかな」なんて思いながら手拍子応援していたこともあった。
そんなある日だ。去年の9月。自分が働いている某寿司屋で「同い年の新人来るから」と社長に言われた。初めて出勤が被った時に「初めまして~」と言って顔を見たら。まさかのこいつだった。運命の再会ってこと。すぐに声を掛けた。そして今年からSCBの仲間となった。さらに本人が「今年は遠征デビューをしたい」と強く言ってたから、フリーペーパーの呼び掛けのあったアウェイ東京ヴェルディを誘った。「大事な一戦なんだ」と。仕事終わりに飛行機の取り方とか色々話して今回、味の素スタジアムで集まれた。試合が終わっての感想は「アウェイってアツい。町田も行くわ。」だった。こうせい、アチいよ。こうやって遠征にハマっていく若くてガンガンやれる人を増やしていきたい。

左から俺、こうせい、関東支部のYugo

ってな感じで、遠征に行きたい学生さんや節約家の方に朗報。
次の遠征(6/26vsFC東京)で最安値遠征に挑戦します。これから遠征に行きたいと思っている若い方々の役に立てればと、次回は遠征の限界に挑戦。またその時にnote更新するのでお楽しみに。

遠征記録

1日目(移動&観光)

海保機いなくて安心

何故かしらんが9:45の飛行機を取っていたので午前中に東京に到着。特に予定もないから前日の夜にGoogleマップをざっとみて行きたい所を考えた。

まずは両国だ。なんで両国かって。それは高校時代に遡る。自分の通っていた高校が新札幌駅から近い(って程でもないが)為、新札幌駅をよく利用していた。その新札幌駅に、立ち食い(実際は座るが)そばの店があるのをご存知だろうか。JRの改札を抜けて右手にあるお店だ。放課後、頼りない財布と相談してよく通ったもんだ。卒業式の後も胸花を付けたままカウンターに座ったのがとても懐かしい。それくらい愛したお店。その店名こそが"両国"なのである。よく一緒に通っていた友達も「本当の両国に行ってみたい」とよく言っていた。きっかけはただそれだけ。いたってシンプルだ。
JR総武線の改札を出て、横綱横丁に入ってすぐの場所に立ち食いそば屋があるってことで入店。出てくる早さ、メニュー。事業形態がとても似ていた。というかほぼ同じだった。もしかしたらこのお店をオマージュした物が新札幌という僻地にあるのかもしれない。あぁ、とても感慨深い...。(何言ってんだ…。)

両国をはなれて浅草に向かって庶民的な観光をしてきた。さらに東京駅から皇居、桜田門、警視庁、国会議事堂、銀座・有楽町を歩いて観光。某サポーターの方と新宿で集合して油そばに行ってきた。(奢りありがとうございました…。) そこからインスピレーションを受けに歌舞伎町にいってきた。めちゃ都会を感じた。いい人生経験ができた。応援の副産物である観光も人生において大切な財産になるな…。
新宿駅周辺でマリノスサポーターと話した。さらに東京鹿激団にも絡まれた。みんな口を揃えて「札幌には落ちて欲しくない」と言っていた。鹿激団の方は札幌観光の理由がなくなる的なことを言っていた。それほど北海道・札幌の街は魅力的な街なのだと改めて感じた。明日東京ヴェルディー潰してきますねって約束した。

新宿を0時頃に出発。京王線で調布の国領という駅で降りた。国領駅から5分歩いたところに快活club調布国領店がある。本日の宿泊場所だ。本当は調布駅の快活に泊まりたかったが、値段がかなり違った(高かった)から国領に。先月のA川崎同様、鍵付完全個室に宿泊。快活さん、ほんとに助かってます。

2日目(試合)

味の素スタジアム

朝9時に味スタ集合と言われていたので快活を8時半に出発。宿泊費、驚きの2,040円。破格だ。飛田給駅でSCB関東と合流。スタジアムに着くと大量の塩ビパイプをもった集団がこっちへ来た。テンション上がった。配る旗を作る作業が始まった。"袋から旗を出す➡旗をパイプに通す➡そこをテープで留める➡巻いて50本で束ねる"のライン作業をひたすら繰り返した。色々な人とコミュニケーションを取れたし、素晴らしい経験をさせてもらった。ありがとうございました。

大量の塩ビパイプ

試合前には幕作業も手伝わせて頂いた。USさんってほんとすげーな。俺たちも負けないように頑張ろう。入場後は朝の便のメンバーとも合流。旗を配るのもSCBで手伝わせて頂いた。ホームだともらってくれない人が多いけどアウェイだとみんなもらってくれる。「かっこいいデザインだなぁ」なんて褒めている人までいるくらいだ。試合中は予報通り雨が降った。思ったよりは降ってなかった。

試合が終わって片付けを手伝って直接空港へ。
飛行機が遅れてるだの色々な情報を聞いてビビッていたが10分遅れで自分の飛行機は飛んだ。AIRDOやANAの知り合いは30分以上遅れたらしい。機内はガラガラ。なのに自分だけ隣がいるというアンラッキー。CAさんが「お座席移動しても大丈夫ですよ」と言ってくださった。いつも早く降りたいから通路側なんだけど、久しぶりに窓側に座った。この記事の試合の感情をまとめていたら新千歳にすぐ着いた。AIRDOの知り合いを待って車で家に送ってもらった。車のなかでサポーター経歴的な話をしていた。こーゆー話はほんと飽きないね…。

総括

今回はSCBから3人参加できた。今回の関東支部の奴は、実は関わったのが今回初めて。(ちなみにこれで関東支部2人目) そんな中、中心部で一緒にガンガンやってくれた。本当にありがとうな。ちなみにA富山に行くらしい。頼んだぞ。また東京で26日ね。
こうせいも忙しいのにありがとうな。中2日だけど頑張ろうぜ。
俺たちは次のリーグ戦ホームに向けて色々準備中。もうそろ折り返し。もっともっともっと本気になろう。イケてる札幌を取り戻そう。

京都は私用でいけないので次の遠征は6/26の最安値FC東京です。
俺たちだけでも諦めずにやっていきましょう。
お疲れ様でした。

遠征はJALで行こう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?