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(A)川崎 遠征記録と感情


 試合終了のホイッスルが聞こえて応援が止まると涙が溢れてきた。胸の奥がぎゅっと締め付けられた。泣いちゃダメだと分かっているのに涙が止まらなかった。きっと今後への不安が零れた物だろう。それは自分が子供すぎるからだろうか。それとも、それだけ本気になれているからだろうか。それはわからないが確かな事が1つ。
情けない。
なんだあの試合は。そして最後の選手挨拶もなんだあれ。荒野、キャプテンらしさをもっと見せてくれよ。ピッチ内外関係なしに。お互いイライラしてるのは分かるけどさ。

涙を流してしまったが、その涙をこの日で終わらせようと心に決めた。俺は絶対に下を向かない。サポーターだけでも腐ってはいけない。俺らが腐ったら札幌は終わりかもしれない。そんな気持ちでやり続けることが大切だと改めて思った。これからは少し無理してでも現場に駆け付けていこう。JALの飛行機へのこだわりは一回捨てて、とにかく現地に行く事を一番重視していきたい。
SCBも次の試合に向けて色々と準備をしている。俺達だけじゃなくてゴール裏全体も目の前の事に全力になろう。
(帰りの相鉄車内で書きました)

遠征記録

と、ネガティブな事ばっかり書いてないで前回同様、遠征記録でも残そうかな。

1日目(移動,試合)
この遠征の計画が始まったのはよく覚えていないが、2/27日の0時からJALセールが始まるって事で日程的にA川崎があったから即決定したのは覚えている。26日の23時からスマホで2ページ、パソコンで3ページとJALのアプリとホームページを開いていた。(なぜかいつもスマホのブラウザが一番早い)
15時キックオフだから当日移動可って事で当日の朝の飛行機を予約。帰りは早くも遅くもない飛行機を予約。関東アウェイってほんといいね。初遠征におすすめですよ。

JAL様、いつもありがとうございます。

5:30起きで新千歳空港に向かう。新千歳空港でSCBのF氏と合流して搭乗。隣の席を取っていたから応援の話を色々できた。次のホームは勝ではなくて、他の事で仕掛けてみようねって感じでまとまった。
去年の(A)FC東京以来の羽田空港。人が多かった。乃木坂とTravisJapanのライブと被ってるらしい。若い人が多かった。(高校の乃木坂推しの友達と空港で会ったのまじアツかった。)
羽田空港→京急川崎→JR川崎→武蔵小杉から徒歩で等々力。関東の電車のトランジット(乗り換え)は何度行っても慣れないです...。ほんとに電車賃が安いこと安いこと。いや、札幌が高いだけかもしれない。外の世界を見るって大切だなって改めて思ったね。

等々力陸上競技場

晴天。気温は24℃とかだったかな。日差しは暑かったけど風が強かった。

幕達
時計台と市章

応援
試合前から引き締まった応援ができた。川崎の声量が思ったより少なかったから応援の圧では勝てると思った。試合が始まってからみんなで声出しまくってみんな跳びまくってた。なんか膝が痛かった。けど、選手は痛くても走り続けるから俺もやり続けた。(後からDAZNで確認したが、マジで声出てた。)
3失点で前半を終え、ブーイング。なんか抜けてる選手。俺達が気持ち引き締めてやらないと。
後半は密集してとにかく全力を出しまくった。SCBのメンツや周りの人達には「出し切るぞ」って何度も煽った。最後まで諦めずにやり切った。出し切った。だけど結果はついてこなかった。必ず結果がついてくるなんて事ないから、俺達は下向いてちゃいけないね。結果がついてくるまで、ついてきたとしてもやり続けるしかない。どんな状況でもやる。それしかない。やるかやる。涙の数だけ強くなるなんて涙を美化する訳ではないが、この試合の涙は絶対忘れない。シーズン終わって「あんなクソ試合もあったよな」って笑える日が来ると信じて、前向いて頑張ろう。
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片付け等を済ませて、とある用事でSCBと別行動。正直田舎者(笑)だからドキドキしながら相鉄に乗って新宿に向かった。高校陸上部時代の後輩とご飯に行く為にね。こんな大都会東京に引っ越して過ごしてる事に感無量。まだ東京に住んで数ヶ月らしいが、まさに東京の大学生って感じで俺なんかよりもずっと大人になっていた(元々からだったけど)。自分はいま実家暮らしで居心地いい所にずっといるけど、いつかは環境変えてしっかりやらないと。自分も負けないように頑張ろうと決心した。

後輩を見送って仲間から突然LINEが。「上野で呑み直す」。急いで上野に向かった。アメ横に入ってキャッチに声掛けられた。キャッチのTシャツにSAPPORO★が書いてあって即入店。赤星で乾杯。ホルモン焼きが最高だった。

ホルモン酒場 上野六丁目店

SCBのF氏が池袋にホテルを取ってたから池袋駅まで一緒に付いていって自分は快活に泊まった。全部屋完全鍵付個室。札幌にこんなのあるっけ?ここでも都会を感じた。多機能ルームしか空きがなくて迷わず選択。フルフラットになるソファーがあるようなイメージ。めっちゃいい。札幌の快活のシャワーは汚いって聞いて恐る恐るシャワールームに行ったがかなり綺麗だった。シャワー上がりはコーラだよね...。就寝。

2日目(観光,帰宅)
料金的に9時間で出ないと高くなるから10時前にはチェックアウトをした。値段は学割効いて3,000円。ホテル取るより安いし最高。これからも遠征は快活で。池袋駅前のマックで朝食を済ませてF氏と合流。秋葉原で色々見て、品川経由で羽田空港へ。もう疲れて機内で爆睡。北海道に着いた地面の衝撃で目が覚めた。

川崎遠征総括
今回はSCBから3人行けた。JALセール本当にありがとう。遠征に行く前に父親から「等々力で降格見たし7-0もみたしいい思い出ないわ」って言われて自分はいい思い出残して帰ろうと思ってたんだけどね。来年こそはリベンジしたい。そう、全く違う話になるが等々力で試合後に坂本九の"心の瞳"が流れていた。自分が一番好きな合唱曲。「いつか若さを無くしても心だけは決して変わらない絆で結ばれている」って歌詞が一番好き。眠たくても、嫌われても、歳を取ってもやめられない。SCBをそんな集団にしたいな。

次の遠征予定は6/2の東京Vです。
下向かずに頑張っていきましょう。

お疲れ様でした。
(ほとんどを快活のパソコンで書き上げた)

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