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S7 三弓編成

一心発起を使用した三弓編成は正解がわからないので後回しにしていました

一般的な形がわかってきたので作成に取り掛かる前に確認していく

張角左慈

おそらく初期に一番多かった三弓編成
張角と左慈は相性の良い武将であることは張角張寧の記事にて紹介しましたので割愛

両者弓兵であるというのが使われにくい要因でしたが一心発起の追加により日の目を浴びることになりました
もう一枠に選ばれる武将は荀彧や華佗といった守備的な武将で幅があります
メインのダメージ源である青天霹靂や黄天化道を張角・左慈どちらに持たせるかという選択肢の幅がありますが同型意識で左慈をメイン火力に据えるパターンが多いです
その場合、主将が壁役となるため守備的な主動武技の運用には気を使う必要があります

どうしても防御が薄いので荀彧を使いたくなりますが、荀彧をここで使って曹魏に勝てない編成を作ったうえに曹魏が使えないというのはNG
というのが私の感想です
大喬や伽陀で補強するのがいいと思いますが、それで十分とは思えませんので一工夫ほしいところです
令が少ない編成で土地に強いのでスタートダッシュではとても良いと思います

祝融大喬

後期に台頭したのがこの形です
一心発起+傾城朱顔のバフを利用し硬さと火力を両立させる形
大喬の主動武技耐性の高さと一心発起+傾城朱顔の防御力があれば十分な硬さでスロースターターな祝融が火力を出す時間を稼ぐことができます

もう一枠は張角左慈と同じように守備的な武将が選ばれる傾向がありますが、祝融と同じ群勢力の華佗が選ばれやすいです
祝融は張角左慈と違い淑慎斯身を使った回復ができないので持参で回復を持つ華佗が重宝するということでしょう
華佗は浄化による回復量増加もあるので三孫の抜刀断糸にも強くなります
群勢力の女性ということで蔡文姫という選択肢もなくはないですが、浄化は自前で用意する必要があります

祝融大喬の組み合わせは前シーズンの終盤からすでに試されているが実績があまり無かったのが懸念される点
しかしながら構成をみたところ悪い形には見えないですし、何より上記の張角左慈相手には大喬の主動対策が活きるので三弓同型戦では先んじているという印象です

その他

前シーズンでは曹植甄姫などもみられましたが、S7では概ね上記2つが主流です

司馬懿や諸葛亮は使用する武技が他の編成に取られがちなので積極的に使われるようになるには一歩足りないように思います
張角左慈の項でも言いましたが、曹魏謀臣に勝てず、曹魏謀臣を組むのに支障をきたすのならばそれは編成として好ましくないというのが持論です

運用における検討・補正値について

使用したのは祝融大喬華佗です

レベル40華佗
レベル40大喬
無育成の補正

先に検討事項として一心発起の前衛にかかる防御補正についてです
一心発起の防御補正は前衛の武将の智力に依存して高くなります
華佗は育成なしで智力224.80・防御124.20(レベル40)
>群勢力のボーナス7%として智力240.536・防御132.894
大喬は育成なしで智力194.50・防御133.50(レベル40)
>勢力ボーナスなし
ほかの主城ボーナスは面倒なのでカット

最終的な防御増加量・合計値は
華佗159.58(合計343.71)
大喬155.21(合計338.71)
わかってはいたけど高い。堅如磐石なんかよりずっと固い

ここで育成を入れます
それぞれレベル40分の育成ボーナス40を智力に振ります
華佗は智力264.80(+7%で283.336)
大喬は智力234.50(ボーナスなし)

智力育成後の補正

育成後の最終的な防御増加量・合計値は
華佗163.56(合計347.69)
大喬159.72(合計343.22)
智力育成による防御の増加は智力10あたり防御1程度(振れ幅あり?)しかなくあまり見込めません
華佗に関しては持参武技の回復が智力依存のため智力育成でいいと思いますが大喬に関しては特に智力武技を使う予定がないので防御育成のほうが無難です

戦果

編成はこちら

三弓編成S7

一心発起、傾城朱顔は固定枠ですが大喬と華佗の一枠はそれぞれ自由枠です
ここでは武技は堅如盤石や焚香拝月といった守備的な指揮武技が使われているのをよく見ます
自分の編成では主動対策の大喬に連撃対策の却敵強勇を持たせて補強
八陣高名は同型戦での序盤20秒の攻防を有利にする意図で使っていますがこれは失敗かもしれません
というのも、同型戦は開幕20秒の間に自分の弓兵が団子状態になってしまいあとからやってくる敵の祝融がこちらの祝融を狙って攻撃を開始するパターンがあり相手へのアシストになってしまうからです
祝融を十分に強化して星を増やせているプレイヤーは20秒で前衛を抜ける可能性があるので推奨できますが、星の少ない祝融ではやめたほうがいいかもしれません


対曹魏謀臣は郭嘉・賈詡を処理できるかどうかに全てがかかっています
祝融が荀彧を攻撃し始めると賈詡の火力が致命的でダメージレース負けします
兵者詭道は脱力付与のチャンスですがあまり確率は高くないので大喬の力だけで防ぎきるのは難しいです
配置運も絡みますがおおむね有利です


対二孫徐盛は大喬が壁役になれて五分、華佗が狙われると厳しいといった具合であまり有利に感じません
三孫も似たようなものです
八陣対策もされやすいのでもう一工夫必要な気がします
祝融が育っていると強引に火力押しできてしまう構成なので評価が難しいですが基本的には不利です


対簡雍では大喬が脱力付与できるかどうかに全てがかかっています
外すと負けるので雨簡雍や副将徐盛の簡雍編成には弱いです
祝融は固有で火属性を持つため雨での戦闘は火力が落ちます
晴れか風の日を選んで戦闘すれば雨簡雍編成にもそこまで不利になりません
それでも脱力を外せば負けます
本当に脱力次第

まとめ

三弓編成は長く観察を続けましたが、非常にパターンが多く見飽きませんでした
祝融にしろ張角にしろ有利編成が少なく不利編成にも武技次第でカバーできるという具合でイメージとしては歩錬師東呉を彷彿とさせるものでした
歩錬師の全盛期より全体的な火力が上がっているので滅茶苦茶引き分けるゲームにはなりませんが、シーズン中に流行った編成の中ではぶっちぎりで硬く安定感のある編成で、今まで使われなかった武技を使用できるため、他編成と被せずに作る意識が重要だと思いました


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