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PixiesのDoolittleを今さら聴いてみた(今さらシリーズ2)


今さら聴いてみたシリーズ第2回目はPixiesのDoolittleです!
前回の第1回はNirvanaのNevermindでした。
このシリーズはなんとなく「みんな聴いてるけど自分はまだ聴いてない名作を聴いていく」みたいなコンセプトです。
NirvanaのNevermindはもちろんそういう作品でしょうけど、PixiesのDoolittleってどういう立ち位置なんでしょうね。
気になって調べてみると「BestEverAlbums」っていうサイトでは、Doolittleは80年代の2位にランクインしてました。へーやるじゃん。
(ちなみに80年代1位はThe SmithsのThe Queen Is Dead)

今回そもそもPixiesのDoolittleを選んだのはなぜか?ってところも説明しておきます。
前回、NirvanaのNevermindを聴いたところだったので、ChatGPT先生に「Nevermindの影響元ってなに?」って聞いたところ、「Pixies」という答えが返ってきたからです(もちろん他にもありますが)。
ChatGPT便利。
で、Pixiesについて調べて、1番の名作らしいDoolittleを聴いてみました。

PixiesのDoolittle聴いてみた

数回聴いてみてこのアルバムの良さがわかってきました。
1曲ずつ感想をダラダラと述べていきます。

1 Debaser
 イントロ最高かよ!!
うーん、やっぱ名盤ってのは1曲目のイントロから心を掴んでくるよね。
ボーカルはけっこうアバンギャルドさがあるから、普段ポップス聴いてる人とかは拒否反応出るだろうなあ(笑)。
でも女性コーラスがあるのは安心感がある。
ふつうにギターロックとしてカッコイイ。

2 Tame
 この曲もボーカルの叫びがすごいなあ。
あ、「Tame」って叫んでるのね(笑)。
"The 静と動"っていう曲。

3 Wave of Mutilation
 これはポップで聴きやすい。
前の曲からの流れもいいね。

4 I Bleed
 やや地味目な曲。
ちなみに女性コーラスってベースのKim Dealさんで合ってる?

5 Here Comes Your Man
 これもポップで聴きやすい。

6 Dead
 ボーカルは歌でもないしギターも変だね(笑)。
小休憩的な曲って感じかな。つなぎ役。

7 Monkey Gone to Heaven
 なんだか不思議な曲。だけど引き込まれるのはなんでだろう。漂う名曲感。ギターもいい。
 ”This Monkey's gone to Heaven”ってリフレインするところがやっぱり一番印象的。

8 Mr. Grieves
 変な曲。速度が変わって面白い。
こういう曲があるのがPixiesのとっつきにくさであり魅力でもあるんだろうな。

9 Crackity Jones
 これもまた変な曲!特に動物的なボーカルが(笑)。
パンク感があって、影響元が垣間見える気がする。

10 La La Loves You
 これはややポップで聴きやすいし良い曲だね。
リードボーカルがドラムの人なんだね。なるほど。

11 No. 13 Baby
 これもなかなか良い曲だなあ。
アウトロのギターがずっと続いてほしいと思う。

12 There Goes My Gun
 やや地味な曲。
"There goes my gun"のコーラスのところが好き。

13 Hey
 落ち着いた良い曲だけど、単に良い曲ってだけじゃないところがPixies。
ボーカルの繰り返しのところが印象的で、We're chainedって言ってるんだね、歌詞を見ないと全くわからなかった(笑)。その裏で鳴ってるギターも特徴的。
だんだんPixiesというバンドがわかってきた気がする。

14 Silver
 キム・ディールがメインボーカルの、これまた変な曲。
かなり地味ではある。ノイズっぽいギターが印象的。

15 Gouge Away
 最後の最後にストレートなロックを持ってきた。いいね。
個人的にアルバムのラストトラックは、穏やかな曲より爽快なロックの方が好きで。そういう意味では、NevermindのSomething in the Wayで終わる感じより、こっちのほうが好み。
Led ZeppelinのPhysical Graffitiの終わり方も好き。余談ですが。

まとめ

このアルバムは1回聴いただけだと??な感じだけど、何回も聴くと良さがわかってきますね。
基本的に1曲1曲が短いから飽きも来なくて聴きやすい。
個人的にけっこうハマって、NirvanaのNevermindより好きかも。

つぎ何聴こうかな

Pixiesの他のアルバムも聴いてみようかなと思ってます。
このシリーズで書くとすれば有名作品に限定されるので、そういう意味ではグランジ・オルタナ界隈の名盤を聴いてみようかな。
まあでも書くために聴くっていうより、純粋に聴きたいものを聴きますが。

それでは。

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