移動平均線って何!?        株用語を初心者にわかりやすく解説

移動平均線というのはある一定期間の価格から平均値を計算し、折れ線グラフで表したものです。その日を含めた過去何日間(または何週間)かの価格を毎日計算するため、平均値が移動していくことから、移動平均と呼ばれています。

よく使われる移動平均線は、短期の日足(5日、10日、25日、30日、75日、80日、150日、160日、200日)、中期の週足(13週、26週)、長期の月足(12ヵ月、24ヵ月、60ヵ月、120ヵ月)と大まかに三種類があり、この三つを使って今株がどういう状況なのかを知ることができます。その中で日数が少ないほど先行性は高くなるが信頼性は減り多いほど先行性は高くなるが信頼性が増えるといったことになります。

では移動平均線の見方を説明していきたいと思います。まず買いに行く見方としては、短期の移動平均線が中期の移動平均線を下から上に突き抜けることを「ミニゴールデンクロス」、長期の移動平均線を下から上に突き抜けていることを「ゴールデンクロス」と言い、この現象はその株がこれから上昇していく可能性が高いことを意味しています。その理由は短期が上に突き抜けていくことによって現在その株の市場価値が高まっていることを示していて、投資家たちが買いに行く相場になっています。そのため株価が上がりやすい状況になるということです。

売りに行く見方としては、短い移動平均線が長い移動平均線を上から下に突き抜けることを「デッドクロス」といい、この場合逆視点なので投資家が売りに行く相場になっているので、相場が下がりやすい状況になるということです。

この二つを意識して相場を見てみると、予想することができると思います。しかし、あくまでも参考程度なのでこの二つを意識した中でその会社や業種がこれから伸びていくかを考えることが必要だと考えています。ご視聴ありがとうございました。

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