MACD(マックディー)って何!?  株用語を初心者にわかりやすく解説

MACD(マックディー)というのはMoving Average Convergence Divergenceの略で端的に言うと「移動平均線を発展させたもの」です。移動平均線やゴールデンクロス、デッドクロスに関しては前回の記事で説明していますので、そちらをご覧ください。ではどのように発展させたか説明していきます。

MACDというのは新しいデータを重要視した移動平均線です。その中で短期的な線を「MACD」と呼び、長期的な線を「シグナル」と呼びこの二つの線を使って、ゴールデンクロスデッドクロスを発見し今後の状況を予測していく技法です。つまり移動平均線と活用法自体は同じです。では移動平均線とどのような違いが出るか説明します。

MACDは新しいデータの数値の倍率を上げて計算しているため、直近のデータによって乱高下しやすいものになっています。そのため市場の動きをいち早く感じることができるチャート分析となります。なので、現在みたいな株の動きが多少大きい状況では移動平均線よりもMACDの方が分析の優先順位は高いと思っています。(どちらも見ることは大切ですが!)

しかし、MACDにもデメリットはあります。まずあまりに急激に動く相場に対して意味がなくなることです。現在でいうと、ソフトバンクが良い例になります。ソフトバンクは現在暴落中でかなりの角度で下がっていますが、MACDでは買いの相場になっていました。つまり、コロナショックなど株が大暴落している時は機能しずらい分析方法であると考えています。

これから株を始めてみたい方や、勉強をしたい方、何か知りたいことなどありましたらコメントに書いてみてください。ご視聴ありがとうございました。





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