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【Minoria】

気になっていて少し前にリストから購入した作品。Momodoraシリーズの開発チームの新作です。

インクと血のにじむ物語。

インクと血の跡がにじむラメジィア通り。魔女は焼かれ、罪人は清められなければならない・・・。
尼僧セミリアがミノリアの異端者を浄化する時、冒険の幕が上がる。

魔女や異端者から人々を守るため戦うシスターが主人公の横スクロールアクションです。ダークファンタジー系のメトロイドヴァニアですね。

キャラデザは柔らかい丸みのある線でやさしい印象。東方の原作絵が好きなひとは好みかも、という雰囲気。私は好きです!

ゲームとしての難易度は序盤はやや高く感じるかもしれないですがトータルではやや低めボリュームも控えめなのでサクッとやりたい人には良さそうです。

◆よかったところ

戦闘終了後

操作性は良いです。セーブ地点が程よくあって記録時間も早いので、そのあたりのストレスは無かったかな。回避のローリングで進むと通常の移動速度より早く進めるのも某作品っぽいなと思いました。
攻撃が当たったときの手応えとか爽快感みたいなのは割と感じられたと思います。エフェクトも大きめで視覚的にも楽しかったです。

ビジュアルは全体的に統一感のある、青を基調としたデザイン。落ち着いたトーンでまとまっていて、しっとりとした雰囲気が好きです。

音楽もピアノや管弦楽器メインのしっとりとした曲が多いです。Steamでサントラも出てます。

Side NUN(修道女)、Side WITCH(魔女)の2種類がセットになっていて違った立ち位置からの音楽の解釈もこの作品ならでは…といった感じ。
Fragile Retreat~The Library という図書室で流れる曲が特に好きです。

◆うーん…って思ったところ

操作性でいうと、複数の攻撃・バフ・回復スキルが同じボタンに割り振られているので、都度切り替えをしないといけない点。戦闘時は何が選択されているか見ている余裕が無いのと、道中も通常の攻撃だけで十分なのでほぼ回復で固定でした。

物語が進むにつれて出来ることが増えたり、アイテム回収やクエストといった点で探索の楽しみが少し薄く、スタートからエンディングまで単調だった印象なので物足りなさはあるかな。
ファイルとコインの回収によって探索要素はあるものの、ファストトラベルがクリア後でないと解放されないのもあり少し不便。

MINORIAの中で特に好きなエリア

キャラクターやグラフィック、BGMの雰囲気が好みな人にはオススメです。
前作のMomodoraはキャラデザや雰囲気は似ているもののゲーム性などは異なるようなので、購入済みのこちらも後々プレイしていきたいなと思います!

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