【YUMENIKKI -DREAM DIARY-】

心に夢がある限り、どこへも逃れられない。
いつでまでも、夢から覚めることができない。
扉を抜けた先に広がるゆめをいけば、目を覚ませるだろうか。

こちらは2004年に公開されたフリーゲーム「ゆめにっき」をオマージュしたリメイク作品です。
ゆめにっき作者のききやま氏の許諾、協力、監修を受けて開発。全体的に「ゆめにっき」の3Dアレンジですが今作で追加されたオリジナルのエリアもあり、残念ながらカットされたところも。

私は「ゆめにっき」をプレイ・クリア済みだったので部分的に昔の記憶を辿りながらプレイする感じになりました。

システムは基本的には「ゆめにっき」と同じ、夢の中を探索してエフェクトやアイテムを回収していくゲームです。アクション要素も少しありますが戦闘もなくゲームオーバーもなく目的もなく、ただ夢の中を歩き回る、そんなゲームです。

知ってる部屋が3Dになっているワクワク感

お馴染みの扉

あまり説明するようなタイプのゲームじゃないので自分でプレイして何を感じるか…という雰囲気を楽しむ感じ。

⚠︎載せた画像がエフェクト回収のヒントになるところもあるので注意でお願いします！

グラフィックと音、水の表現が綺麗

2D「ゆめにっき」で見たことのある風景が3Dで展開されているので比較するのも楽しいし、こちらからプレイしても楽しめると思います。

ゆめにっきといえば

屋上にも

森の中にもベッド

夢の中は直接的なものから比喩っぽいものまで、ネガティブな印象のものが多かったり、どことなく物悲しい雰囲気があります。

ひとつの夢から別の夢に繋がっていたり、私は実際にも「夢の中だけで何回か行ったことのある場所」があるのでそういう要素も楽しかったです。
もう一度行こうと思ったけど行き方がわからなくなった場所とか、それもいいなと。

「ゆめにっき」では電車で一定時間操作をしないと何かが
起こったような

YUMENIKKIでは確率で起こる要素はあるんだろうか…今のところ私は未確認です。
どういう操作をしたか忘れてしまったけど、2Dの「ゆめにっき」に切り替わるエフェクト(？)
懐かしい！！！！思わずスクショ撮ったけど、何がどうなってこれになったのか不明です。

懐かしいベランダ

夢、いろいろ

リメイク版ならではのアレンジと思ったところ

原作でも雰囲気が好きなバラック集落

好きなキャラも引き続き登場していて嬉しかったり

トクト君

キュッキュ君

元々キャラに名前はついていないので、ネット上で呼ばれた名前が定着して今でも共通認識なのは嬉しいな。

異国感ありつつ高熱のときに見る夢感

ここのリメイク好きです。癒し。

全体的に奇ゲーっぽさは薄まっている感じはありました。グラフィックが綺麗な分、不安な感じがあまり無いというか。原作を知っているので新しい驚きが少ないのは正直あります。
ゆめにっき独特の雰囲気は楽しめました！
謎解きが好きな人も楽しめるかも。エンディングを見る難易度は低めかなと思います。

最初のクリアデータ。全て100%目指したい…！

ちなみにエンディングは「ゆめにっき」とは違ったラスト。これはこれで良いリメイク！

原作の考察も色々あがっていたり、このゲームはそれぞれがどう感じたかという体験というところが大きいので、動画等を見るより自分でプレイするのをオススメします！