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【サイコドリーム】

Switch OnlineのSFCのラインナップにあって、気になっていたこちらをプレイしました。
パッケージのデザインから海っぽい感じなのかなと思っていたんですが全然違ったけど結果的にはサントラを買うくらいハマりました。世界観好きです。

Dムービーと呼ばれる仮想空間の世界へ入り込んだまま現実世界に還ってこない紗耶香。
主人公のリョウとマリアは彼女を救うべく、恐怖の幻想ソフト『廃都物語』の中を進みます。

任天堂ホームページ

横スクロールのアクションで全6つのトラック構成。
アーケードっぽい雰囲気ですが移植ではなく初出がこのSFC版、その後の展開もSwitchの配信のみ。

画面構成なんですが、何か見覚えあるなぁと思っていて。SFC版悪魔城ドラキュラっぽい。
体力ゲージやタイムの色と配置がそれっぽかったので比較。

サイコドリームの1面
悪魔城ドラキュラの1面


プレイキャラはマリアを選びました。衣装はボンデージで武器は。特殊攻撃は「ブロッディレイン」という血の雨の画面全体攻撃。
ドラキュラっぽい!!

作中で特に好きなエリア、千代田区の夕暮れ

そんな感じの要素はありつつ、舞台は現代(発売が92年なので近未来的な感じ)。リアルに仮想空間を体験できるシステムという題材、今はVRも一般的なものだけど90年代当時に触れられていたらなぁという憧れはあります。lainもアニメ確か見たのは2010年以降、ゲーム版もつい最近内容を知ったけれど、恐怖の感じ方はやっぱり違うだろうなぁと思うので。

ここは新宿駅。BGMも電車の発車メロディみたいな音。

サイコドリームはキャラクターとか物語がしっかりあるんですがゲーム内では語られなくて、ゲームは本当にただゲームだけ。詳細はネットにある説明書の画像で知りました。そこそこ細かく語られているので、正直これだけのために完品のソフト見つけたら買いたいなと思うくらい。手元に欲しいです。
同時に定価で買ってたらボリュームと比較してちょっと高いかなという感じなので、サブスクでプレイできるのはありがたくもありつつ、完品で定価以上の価格でも今なら買いたいなという気持ちもあり。

昼〜夜にかけて都心のエリアを進んでいくので、作中の時間経過は半日ほど。
これもゲーム内では表記されず、サントラの各トラックタイトルが時間帯と場所名になっている感じです。あとは空の色と各地の名所。(といっても目立つのは東京タワーくらい)
時間は深夜になってラストトラックでは何処に向かうのかというと、浦安テーマパーク。

仮想空間の紗耶香の救出へ

某夢の国ですね。パレードもカタツムリのフロートだったり、「Dムービー」の「D」はドリームという
よりドラッグ寄りの雰囲気でした。

難易度はトラック1〜5はそれほど難しくはなく体力回復もランダムであるので、ノーコンティニューでもここまではいけるかも、という感じ。ひとつのトラックが3つくらいのエリアで構成されていて、2つ目でゲームオーバーになっても最初に戻されず続きは進んだところから。強化した攻撃のランクはいちばん下になってしまいますが…。
ただ、ラストトラック6で難易度かなり上がります。(上の画像参照、体力ほとんど残ってないです)
ここのBGMかなり聴きました。ジャンプ力がそこそこあるので、慣れてきたらそれなりに進めます。
そしてラスボスもかなり苦戦しましたがゴリ押しでなんとかクリア。

深夜の夢の国、「灰かぶりの城」
夢の国を見下ろして遠ざかってエンド。

ゲームはここでおしまいなので、最終的に助けられたのかハッピーエンドなのか…という疑問が残りますが、説明書にはラスボス撃破後のシナリオがあるようでした。
エンディングの子守唄や赤ちゃんの声も意味深な雰囲気で、全体的にどことなく怖さが滲み出ていますが私は好きでした。とにかくシナリオが好みで、キャラクターももう少し深掘りしてほしかったな…という気持ちもあるのでOVAとかになってたら面白そうだな〜という感想です。
トラックの難易度の大きい差はあるものの、世界観がとにかく刺さったので満足しました!

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