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やさしい焼き加減の餃子も乙なもの

夕方、どうにもこうにも餃子を食べたくなった。
場所は秋葉原。駅ビルの中には「王将エクスプレス」って店があったよなぁ…、と思ってやってきてみる。

立ち食いです。メニューも餃子を中心に麺類、あるいはカレーだけという限定的な品揃え。

厨房の真ん中にあるのは茹で麺器。湯気の向こうに餃子焼き器という構成で、煽りものが一切ないから中華レンジが置かれていない。

すっきりとしたキッチンで、そういえば餃子食べ放題なんてサービスを一時期やっていたんだよな…、と思い出す。
食べたかったのは餃子だから、餃子一人前だけたのむ。
ちょっと気持ちはひけたのだけど、ボクの隣も向こう隣も餃子だけを注文してた。そういうお店なのでしょう。

「餃子よく焼きで」って注文する人が圧倒的で、そうたのむのを忘れてしまったことをいささか後悔するも、作り始めているからしょうがない。
果たしてやってきた餃子はひときわ色白。
隣の人もよく焼きでと注文しなかったけど、ボクの餃子よりこんがり焼き目がついていた。
ハズレを引いたか…、と思いながらも食べるとこれがおいしいの!

焼けたところは色白ながらサクサクしてて、他の部分の皮がプルプル。
餡もとろけて野菜がザクザク歯触りがよい。
よく焼くことで飛んでしまう水分を残したままで仕上がっているからでしょう。
水餃子のようでもありでも焼き餃子の違いないという不思議なおいしさ。
餃子のタレとお酢を半分づつに胡椒たっぷりほどこしてザブザブ浸して食べました。


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