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伊勢丹の史上最高売上のなぜ

伊勢丹の3月度の売上高が1991年に記録した最高実績を上回るものになることが確実になった…、ってニュースが配信されていました。

1991年といえばバブル経済が終わる直前。
百貨店全体の売上高が10兆円近くあった時代にはじき出した売上が2500億円ほど。
今年はなんと3000億円を超えるんだという。
百貨店全体の売上高は6兆円ほどに縮んでしまったにもかかわらずというのがスゴイといえばスゴイこと。

伊勢丹新宿本店は、コロナ禍の収束とともに富裕層消費を追い風に、22年4月以降は月次売上高が11カ月連続でコロナ前(18〜19年)の水準を上回った。外商販売の戦略的な強化が実を結び、ラグジュアリーブランドや宝飾品などの高額品が売れている。

と、売上が好調だった理由を説明しているけれど、本当のところどうなんだろう…、って考えてみた。

1991年と単純比較することができない理由…、ドーピング

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