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年末の敵をとりになか卯にくる!

夜、なか卯で昨年末の敵をとります。
年末になか卯のきつねそばを食べて思いっきり関東風の黒い汁だったことにがっかりし、年が明けたらうどんを食べに来なきゃと思っていたのであります。
看板に「京風うどん」と書いてある。京風なのはうどんだけなんだよなぁ…、なんて思いながらお店に入る。

公式ウェブサイトをみながら、今日ははいからうどんに牛すき丼、トッピング唐揚げ一個にカレーのルーを追加しようと決めていました。問題はうどんと丼のサイズをどうするかということで、悩みに悩んでうどんは並、丼はご飯小盛りで注文。どちらも思った以上の量があるのにちょっとビックリ。
あぁ、こりゃ食べ過ぎだと一瞬思うも、構うものか!食べてやる(笑)。

うどんの汁はしみじみおいしい。
出汁がしっかりしていて醤油臭くないのがうれしい。
牛すき丼の具材の中から車麩、白菜、ニンジン、しらたきをうどんの上にトッピング。
山椒をたっぷりふりかけ食べる。
汁にすき焼き風の味が混じって甘さが汁をおいしくさせる。

具材を半分なくして寂しくなった牛すき丼の上にカレーのルーをかけます。
ルーも案外たっぷりあって、半分ほどもかけると器から溢れ出しそうになっちゃった。
カレーは甘め。出汁が効いてて独特の味。辛さよりもうま味に傾いた食べやすい味。香りがちょっと独特で漢方薬っぽいとでもいうのかなぁ…、とろけた玉ねぎ、ひき肉とシンプルにしてとてもなめらか。

残ったルーにうどんを入れて食べてみました。七味をたっぷりくわえて辛みを足してズルンとすると、これがおいしい。
なるほどここのカレーはカレーうどん用にできてるんだなぁ…、うどんの出汁が混じってうま味もふくよかになり独特な香りも不思議と気にならなくなる。オモシロイ。

うどんに唐揚げを入れて食べるのがオキニイリ。
それもじっくり衣に汁を吸わせてとろけるまで待つのね。
プルンととろけた衣が唇なでて肉がむっちり壊れて混じる。汁に揚げた油が混じってコクがでていくところもオキニイリ。

関東風の汁は全部飲めなかったけどうどんの汁は全部きれいにお腹におさまる。お腹いっぱい、満ちました。


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