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ももにねぎ巻き、団子にささみで4本丼

今日は午後から雨になるという。夕方からは雨風、激しくなるかもというので午前中に用事をすませる。
昨日に比べてあったかで、グングン歩いて歩数をかせぐ。
風の強い朝でした。あと数分で家に到着というときに、醤油が焼けるおいしい匂いが鼻をくすぐる。
あぁ、多分あそこからだなぁ…、と思って路地に入ってズンズン歩くと、果たして匂いの先にはオキニイリの店。

新宿一丁目の焼鳥のとり仟

焼鳥の「とり仟」。

店先に自転車があるとなんだかほっとする…。

昼はここだな…、と思ってとびこむ。ファーストゲストでカウンターの真ん中、焼き場の前の席をもらった。
いつもここでは「4本丼」。まずはサラダと柴漬けがくる。

夜ならお通しということになるのでしょう。食事前のサラダもうまい

レタスと薄切りのパプリカだけのシンプルなサラダなのだけど、シャキっと冷やされサクサクパリパリ、歯切れて壊れる感じがおいしい。焼き鳥が焼ける気配をお供にサクサク。そして丼がやってくる。

4本丼にスープ。1400円なり

口が広くて浅めの丼。
京橋の伊勢廣の丼に似た形。
ふんわりご飯をよそおってタレを少々、海苔を貼る。
上に串を抜いた焼き鳥4本。

ももにねぎ巻き、団子にささみ

ももにねぎ巻き、団子にささみがずらりと並んでおいしい香りが湧き上がる。
ももとねぎ巻きはタレ焼き、のこり2つは塩で焼く。
タレはサラっとしていて甘みひかえめ、鶏の旨みや風味がひきたつ。
皮と脂をほどよく残したももはネギとししとう、しいたけを挟んで一緒に焼き上げている。
皮がバリッと焼けて脂がサクッと壊れてジュワッと甘みがにじむ。もも肉独特のブルンとはぜるような肉質。強い旨みが焦げたタレの苦味で引き立ち、ひと噛みごとに滋養が体に染み込む実感味わえる。

わさびをたっぷりのせられたささみの芯はほんのりとレア

ささみはふっくら。やわらかにして繊細な味。たっぷりのせたわさびが甘みを引き出して、香りもさわやか。
肉をたたいて粗みじんにし、つなぎを使わずまとめた団子はボロっと崩れる。散らかりながらも噛めば脂がにじみだし口の隅々をおいしくしていく。オゴチソウ。

むな肉でネギを巻いて焼き上げたねぎ巻き。とても独特、しかもおいしい

独特なのがねぎ巻きで、薄く削った胸肉でネギを包んで串を刺し焼く。もも肉と一緒に焼いたネギは直火で焼かれてトロン。肉で包まれ焼かれたネギはバリバリ繊維が歯ごたえ残して仕上がっていてネギの辛味と風味が力強い。同じ素材も調理次第で違った素材に思える不思議。
セロリの香りのスープが口をスッキリさせます。オゴチソウ。


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