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ポピーシードにクリームチーズ

打ち合わせを終え、頭の栄養補給のためにディーンアンドデルーカにくる。
お店の中にはかぼちゃのオブジェがそこここに。
すっかりハロウィンムードであります。
かぼちゃを使ったスイーツ類も揃っているけど、今日の気持ちはポピーシードシフォンでござった。

アイスラテをおともにします。
ポピーシードを混ぜて焼き上げたシフォンケーキ。ひと切れというよりワンスライスと呼んだ方がよいほど薄くて、けれど食べるとボリューム満点。

生地がみっちり詰まって仕上がり、しかもプチプチ、ポピーシードが奥歯で壊れてはぜるから情報量が多いのですネ。
分量以上に食べた感じがするんです。

生地は乾いて仕上がっている。ふっくらしてはいるけれど、口に入れてもしばらくパサパサ。唾液を吸い込み口を乾かす。
アメリカのケーキに多い食感で、でも普通はたちまちとろけていくのね。ところがこれはしばらくずっと乾いたまま。ポピーシードのプチプチ感がなくなってもなおパサパサで、コホンと咳が出ちゃうほど。

アイスラテを飲むと一瞬にしてとろけて消える。その呆気なさにウットリするような不思議な味わい。それがいい。
クリームーズが塗られたところはチーズの力でたちまちとろけ、コクと酸味が混じっていってまるで違ったケーキのようにふるまうステキ。

ほどよき甘さで頭も元気になりました。


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