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四谷四丁目から移転してもう3年になるんだって!

歩いていけるところにどんなお店があるんだろう…、と食べログの検索機能を使ってぼんやり、データを見てた。
そしたら四谷三丁目と信濃町の駅の間に「グレース」というカレー屋さんがあるのを発見。
なんと四谷四丁目にあったお店が移転開業したんだという。
確かにグレースはカレーがおいしいので人気があって、タナカくんもよく食べていた。
それで探してやってきてみた。

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表通りに看板ひとつ。店は路地に面した目立たぬ場所でカウンターだけ。見覚えのあるマスターがひとりでやってる。4丁目のお店にあった赤坂離宮の譚さんの色紙や写真も飾られていて、あぁ、あのグレースがここに移って来たんだなぁって思ってニッコリ。なつかしい。

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ご飯控えめのカレーにゆで卵。
グリルベーコンをトッピングして作ってもらう。
いつ、こちらに移転されたんですか?と聞くともう3年になるんだという。
朝食の目玉焼きの話。
赤いキャップのキッコーマンの話や朝のカレーの話。
カレーも好きだったけどボクはカルボナーラが好きだったって思い出話の花が開きます。
前のお店のお客様は皆さん、スパゲティーを食べたいっておっしゃるんですよってうれしそうに言うマスターの、手際見事に料理ができる。
サラサラでもなくポッテリでもないスッキリとしたなめらかカレー。深いチョコレート色をしていて香り華やか。赤と黄色のパプリカのピクルスが彩りそえてる。見た目も味もなつかしい。

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黄身の芯を半熟状態で残した程よい仕上がりのゆで卵。

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分厚く大きな乱切りにしたベーコンは表面こんがり、脂したたる状態で焼き上がっていてこれまたおいしい。

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福神漬けとキャベツのピクルスが壺に入って取り放題。キャベツのピクルスはカリコリ歯ざわりたのしくて、酸味がキャベツの甘い持ち味を引き立てる昔からのオキニイリ。
看板が出ている通りは家からかかりつけの病院に行くため何度も通ってる道。もっと早く気づいていたらタナカくんと一緒にこれた。タナカくんは原付きで移動してたから気づくこともなかったんでしょう。代わりにこれからボクが来ましょう…、カレーを食べに来てみましょう。


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