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サンマルクカフェの朝、クリスピークリームのただのドーナツ

サンマルクカフェで朝。今日は朝からスゴいにぎわい。インバウンドさんがわんさかいらっしゃった。

新宿御苑から四谷三丁目にかけてはインバウンドさん向けの宿泊施設がたくさん集まるエリアで、通りを歩いていても色んな言葉とすれ違う。
インバウンドさんを見てると気持ちがワクワクしてくるんですよね。
肌の色に髪の毛の色。顔立ち、それから体つき。世界にはこんなにいろんな人がいるんだって思うと、小さな違いにビクビクしたり、みんな一緒じゃなきゃ気がすまないって考えの人がバカらしく思えてくる。
新宿駅のベルクで感じる自由は「生き方」の自由。
ここの自由は「生き物」としての自由。その両方の自由の中で生きていければいいなと思う。
朝の食事はオキニイリのハムとチーズのサンドイッチにブレンドコーヒー。しばらく待って出来上がり。

バリバリっとしたパンがおいしい。

歯ごたえがあって最初はザクザク壊れてちらかり、噛んでるうちにもったりとなる。

そこにとろけたチーズがからみ、ハムがムチュンと混じってく。
ファストフードのパンはどんどんやわらかくなる。ドトールコーヒーのジャーマンドッグのドッグロールも昔に比べてやわらかい。

こういう噛むのがたのしいパンはどんどん珍しくなってくる。
挟んだ具材は最小限で、けれどそれでもおいしいサンドイッチとして成立してるのはパンがしっかりしてるから。お腹もたのしく満ちていく。

ここのブレンドはクセがなくって飲みやすい。砂糖をたっぷり入れて朝の頭を甘やかす。


今日は渋谷で長丁場。早めの夕食をとってそれからまた打ち合わせ。首部よく終えて渋谷発うちの近所ゆきのバス待ち時間に甘いものをとクリスピークリームドーナツによる。

ここでなくちゃいけない理由はなかったんだけど、実は毎月送られてくるクーポンで、オリジナルグレイズドが一個タダになるというのでやってきた。

それに好きなお菓子だからバス待ち時間にちょうどいいかと思ってのこと。
アイスコーヒーのトールサイズをお供にもらって396円でした。ありがたい。
それにしても不思議なおいしさ。

表面をそっと撫でると乾いて感じる。表面を覆ったアイシングシュガーがひんやり冷たく感じさえもする。これがクリスピークリームの「クリスピーの部」。

割るとパリッとアイシングが割れ細かなヒビが無数に入る。

ところどころで砂糖の膜が剥がれてトゲトゲになっていくのネ。
噛むと前歯でサクっと壊れ、口に入るとたちまち溶けて口の温度を下げていく。シュワっと砂糖が揮発しながら生地がぽってりとろけて消えていくんです。

クリスピーの部が徐々にクリーミーの部に入れ替わっていく、そおの食感の変化がたのしくあっという間にお腹に収まる。
あまりに見事であっという間のことだから、その味わいをじっくりたのしむ暇もなくあっという間にお腹におさまる。

もう一個食べてもいいなぁ…、と思うほどにおいしくてけれど間も無くバスの時間がやってくる。救われました…、席をたつ。


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