見出し画像

たまらなくおいしいたまごトースト

中野新橋にステキなお店があるんですよ…、って友人に教えてもらってやってきてみる。

タナカくんが住んでた中野富士見町は交通の便はよかったけれど、お店が少ない住宅地。
だから隣町の中野新橋に来て食べたり飲んだりしていて、それでなつかしい。
ぶらぶらしてたら駅の裏側にお店が一軒。
マンションビルの一階で、白いテントに出入り口をかねた大きな掃き出し窓。木張りのテラスに椅子やテーブル。
かわいらしくてステキにみえた。
「トリクロマティックコーヒー」って店。

お店の前に朝食メニューが書かれた黒板。
見るとなんと9時から13時まで提供しているというではないの!ねぼすけさんのタナカくんにピッタリだなぁ…、って思って入ってみることにした。

シンプルだけどあたたかい。
漆喰壁にマスタード色を塗って木のファニチャ。
厨房はコンパクトだけど使いやすげで、ひと目で好きになっちゃった。

たまごトーストを選んでたのむ。
こちらでおすごしになりますか?ってニッコリするのがやわらかい。
カウンターの横におかれた椅子に座ってお店の人とおしゃべりしながら料理を待った。
話しながらも手は止まらない。
コーヒー豆を挽いてトーストを焼く下ごしらえ。ポポーンってバルミューダトースターが起動する音がして、しばらくするとパンが焼けるおいしい匂いが漂ってくる。

お待たせしましたってやってきた、たまごトーストのうつくしいこと。
厚切りにした山型パンの上にたっぷり茹でた玉子のマヨネーズあえ。
こんがり焦げてオレガノ、パセリのみじん切り、胡椒が風味を添えている。

フランスパンの生地を使って焼いたパンがざっくり歯切れでむっちりとろける。
あら目に刻んだゆで卵の白身はプルプル、黄身はもったり。
マヨネーズの味は控えめ。玉子の持ち味、パンの風味が生き生きしてる。おいしいなぁ…、たまごトーストの最高峰のひとつだなぁって思ってニッコリ。

お供の深煎りのドリップコーヒーも苦味、酸味おだやかで朝のお腹にやさしい仕上がり。

お店も料理もサービスもオキニイリです…、また来よう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?