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感染予防対策も折り返し地点に来たのかなぁ…、ってやよい軒で思う

昼。ちょっと歩いてやよい軒。

3日前から「とり天とだんご汁」の定食が季節限定ではじまっていて、それを食べたくやってくる。

大分ローカルのご馳走です。特にだんご汁は大好物でそれでてくりと。
お店に入ったら一部改装されていました。

一年ほど前に完全セルフサービスのお店にリニューアルされたときには、全席カウンターというレイアウト。感染予防対策もあったのでしょうけど、おひとり様需要がほとんどだろう…、と予想してのことだったのでしょう。
ところが案外カップル客や家族客がやってくる。
お腹いっぱいになるだけならばファミレスよりも便利で値段もこなれてて、おそらくいい方向に予想が外れて再改装。
チェーン店では最近、コロナの後始末が相次いでいて潮目が変わったんだなぁ…、ってしみじみ思う。悪くない。

とは言えカウンターにはキチッと仕切りがほどこされ、自習用のデスクみたいな雰囲気のまま。
隣の人が気にならず…、という、これが多分これからのスタンダードなんだろうなと思ったりもする。
しょうがない。
しばらく待って番号呼ばれて料理をとりにく。

大きなお椀?
小ぶりの丼?
まぁ、そのどちらでもある器にたっぷりだんご汁。
奥にとり天。ご飯に小さな冷奴。取り放題の龍馬漬け。とり天用のタレに柚子胡椒までついていた。

厚めの衣のとり天は、噛むとバリバリ衣が壊れ肉のむっちりした食感を引き立てなかなか食べ応えがある。唐揚げにない壊れっぷりと騒々しさが分量以上の満足感があって好き。

だんご汁がおいしかった。
団子と言っても丸くなく平打ちの麺のような形状でその分、汁がからみやすい。厚さ、太さが不揃いで、食べるところでいろんな食感がするのもたのしく具材もたっぷり。
それになにより味噌がおいしい。
ちょっと甘めで濃厚で実家で食べる味噌汁はこんな味に近かったよなぁ…、って思ったしてなつかしむ。
だんごのおかげでお腹もほどよく満ちてくる。ご飯がおかわり自由なんだけどおかわりせずともいい感じ。残ったご飯で出汁かけ茶漬け。

龍馬漬けに柚子胡椒。ポットに入った熱々の出汁をかけてサラサラお腹におさめる。
帰る頃には8割くらいの入りだった。


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