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ハチの巣を焼き、タン塩焼きを冷麺に浮かべる

昼をひとり焼肉でって、長春館にやってくる。

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気軽な定食だけでなくハーフポーションの肉やサイド料理が豊富に揃っているからひとりが寂しくないのがうれしいお店。
今の時期。平日のランチタイムはお休みで土曜日曜祝日だけがランチ営業。
実は先日、ランチ焼肉をたのしもうとやってきたらお休みでそれで向かい側にある大阪王将に飛び込んだ…、って次第であります。
新宿三丁目界隈は人出が随分減ったから、しょうがないかと思ってそれで今日やってきた。

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お店に入るとなじみの女性スタッフが「おひさしぶりです」って声かけてくれ、カウンターのいつもの席を作ってもらった。
ステンレスで覆われたキレイなカウンター。水をためたお盆の上に炭を収めた器が置かれそこに網。炭の温度が顔をジリジリ温める。おいしく肉をやいてやろうと気持ちがグーンっと盛り上がる。

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ハラミと国産カルビの盛り合わせ「ミックス定食」をメインにたのむ。サラダとキムチ、ナムルが弁当箱に収まってご飯にわかめスープがセットでひと揃え。ご飯は少なめでお願いをした。
100円足せば韓国海苔がついてくるから100円奮発。10枚以上が積み重なってやってくるのがありがたい。

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食事の〆のおたのしみもかね塩物を必ずとるのがお約束。それで今日はハーフポーションのタン塩にした。

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そう言えばタナカくんは蜂の巣が大好きでここに限らず蜂の巣がある焼肉店にいくと必ずとってたなぁ…。それで蜂の巣。カウンターの上は突然にぎやかになる。

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ガンガン焼きます。
噛みごたえと肉の旨味を味わうハラミ。
口溶け感と脂のコクを楽しむカルビとこの組み合わせは良くできている。
蜂の巣はフカフカとした食感が特徴的で、噛みすすめるとトロリ粘ってなめらかになる。その食感の変化がなんとも肉感的でご飯よりもビールをねだる。

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好きだったのも頷ける。
蜂の巣に限らず内臓類は得意じゃなかった。
タナカくんにつられて食べてるうちに苦手じゃ無くなって、だから食べると彼のことを思い出す。特に蜂の巣は焼いてるだけで泣けてきちゃってしょうがない。
ここの蜂の巣は味噌ダレがからんでいて、焼くと味噌と一緒に蜂の巣独特のトゲトゲのある表面が焦げてバリッと仕上がっていく。バリッでフカフカ。たまらない。

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ハラミやカルビはご飯のお供。たっぷりタレにコチュジャンまとわせ韓国海苔でご飯と一緒にくるんでパクリ。

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ハーフ冷麺を〆にもらった。ここの冷麺は本当においしい。牛骨スープがどっしり味の基本を支え、そこに水キムチの酸っぱいつけ汁、キムチの辛味が混じってゴクゴク飲んでしまえるほど。麺はしっかりとしたハリのあるなめらかな麺。

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蒸してほぐした鶏肉や茹でた卵に酢漬けのキュウリ。白菜キムチにキャベツのキムチ。刻んでさらした白ネギにパイナップルに小さなトマト。キャベツのキムチのザクザクバリバリ壊れる感じがたまらなく好き。焼いたタン塩をのっけるとタンの脂と塩の風味がスープをグーンっとおいしくさせる。オキニイリ。


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