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地域に根ざしたセルフカフェの朝

神楽坂で朝をはじめる土曜日。コパンによった。

セルフサービスの気持ち良い喫茶店。神楽坂シュークリームなんて人気のお菓子もあったりして坂道の町に疲れた足の休憩スポットとして一日にぎやか。

土曜の朝もご近所さんでほどよくにぎやか。明るい空気がオゴチソウ。
朝のセットが4種類。
スクランブルエッグにトーストセット、ホットサンドにホットドッグ、ワッフルプレートとたのしく迷える良き構成。
ホットドッグのセットをたのむ。
15年ほど前かなぁ…、一時期ホットドッグに執着していたことがある。レストランでもファストフードのお店でもホットドッグがメニューにあるとたのまずにおれない症候群のような感じでよく食べていた。それもベルクのホットドッグというひとつの正解を見つけて熱はおさまった。
でもまた最近、気になってメニューにあると食べてみたくなるので今朝も、アイスコーヒーをお供に食べる。

アイスコーヒーと番号札をもらって着席。
料理を待ちます。
5分ほどの待ち時間。
お店の人が料理を持って来てくれる。
セルフサービスのお店はみんな必死に料理を早く出そうと工夫する。
結果、残念な料理になっちゃうこともあり納得のいく料理を食べるためなら少々待ってもいいよ…、お客さまもたくさんいるはず。
そういう気持ちに甘えることも大切だなぁ…、って思う。

やって来た今朝のセットは待ってよかったって思わせるもの。ホットドッグにベーコンスクランブルエッグ、野菜サラダでひとそろえ。

ほんのちょっとの分量だけどサイドに卵料理がついてくるのっていかにも朝食的で好き。
サラダの野菜はパリパリシャキシャキいい状態で、冷たく寝ぼけ眼をおいしくめざます。

ホットドッグがまたうまい!
さっくりとしたパンの食感。ムチュンと歯切れるソーセージはよく焼けていてほどよく上等。たっぷり絞り出されたケチャップや粒マスタードにも負けぬ味わい。

バターを含んでふっかりしっとり仕上がったスクランブルエッグをのせてひと口。卵のなめらかがパンの食感引き立てる。

焼いたベーコンを毛布を被せるようにのっけて食べると肉汁、脂で口がひんやりするのがステキ。なによりソーセージがパンから突き出す長さで最後の一口までもソーセージを味わえる。正直にしてサービス精神旺盛なことにニッコリ。

BGMはアニタベイカーとジェイムズイングラムの濃厚な愛のデュエット。土曜の朝のオゴチソウ!


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