見出し画像

ここのハンバーガーがやっぱり好き!

おやつ代わりに「ミッケラー」。

神田の駅近、居酒屋が集まる路地の奥にあるクラフトビールとハンバーガーの店。
チーズバーガーのセットをたのみお供にクラフト梅ソーダ。

入り口近くのテーブルでチーズバーガーが焼ける匂いをたのしみながらのんびり待ちます。
それにしても気持ちのいい店です。

開け放たれた入り口から外の光が差し込んで、風もときおり吹き込んでくる。敷居に下げたTシャツがそのたびひらりと揺れる様子が目に涼しい。
Bang & Olufsenの円盤状のスピーカーからJamiroquai。音を鳴らすというのでなく、空間を音で満たすタイプの鳴り方で、大きな音もうるさくなくて気持ちいい。ひさしぶりに聴くJamiroquai。白いジェイムズブラウンだなぁ…、って思ったりした。なつかしい。

働いている人たちがみんなたのしそうなことにニッコリします。
この場所、この音楽やこの商品。そして一緒に働いている仲間が好きでここにいる人たちなんでしょう。表情は明るくて目が合うとニコッて自然に微笑みかける。堅苦しさはどこにもなくて、その人たちと同じ空間にいることがとてもたのしいステキな空間。好きだなぁ…、ってウキウキしてくる。

5分ちょっとで料理が完成。「お待たせしました」って持ってきくれるのもありがたい。
ステンレスのお皿にチーズバーガー、コールスローにサムズポテト。

カイエンペッパーを散らしたマヨネーズでひと揃え。

クミンシードの香りがエキゾチックなコールスローをまず食べメインのチーズバーガー。

挽き肉をグリドルに置いておもしをあてて押し付けながら焼いていく。
肉の脂が染み出してグリドルの上に脂の海ができあがり沸騰しながら肉が焼けてく。
クシャッと潰れて焦げ茶色のレースのように仕上がってかろうじて形を保っている状態。
チーズ、ピクルスと一緒にバンズではさんで出来上がり。

バンズはやわらか。
ふっかりしていてそっけない味。
パクっと齧るでしょう…、バンズの間でザクッとパテが壊れてチーズと一緒に混じってとろける。

バンズに比べて肉の量は少なく感じる。ところが肉のうま味や脂の風味は強烈で口の中にあるすべてのものが肉のようにふるまうんです。
旨い。しかもとろける食感の肉感的でなめらかなこと。ウットリします。

チーズのコクやピクルスの食感、そして酸味で味が見事にととのう。
食べ進めるとパテのかけらがお皿の上にちらかっていく。それを集めてサムズフライの上にのっける。

硬めに茹でたじゃがいもを薄く衣をつけて揚げたここのオリジナルのフライドポテト。じゃがいもの芯はガッシリ歯ごたえがあり、外に向かうにしたがってふっくらしてくる。衣はザクザク。乾いているのにふっくらでもある。チーズバーガーもおいしいけれどサムズフライも負けず劣らず。
パテのかけらがカリカリに焼けたベーコンを食べてるみたいな感じがしてくる。たまらない。

ビールと一緒に食べたらおいしいに違いなく、ちょっと我慢の梅ソーダ。香り華やか、酸味もスッキリ。これもまたよし、オゴチソウ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?