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甘いものは心の栄養

朝、食欲がなくておいしいカフェラテでも飲もうかなぁ…。

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お腹も満ちるし目も覚める。オールシーズンズコーヒーならばプリンもあるから朝食代わりに食べるのもいい。…、とそう思ってやってきてみてプリンをたのんで何を飲もうかをメニューを見た。

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そしたらフレンチトーストにベーコンを添えたメニューがあるではないの!
思わず「悪いの見つけちゃった」って呟いた。
するとすかさず、フレンチトーストベーコンですか?と聞いたお店の人がニッコリ。
おいしいですよ…、と言うからそれにすることにする。
だって好きに違いないのはわかってる。
しかも「ベーコン」というフレーズにグズっていたお腹が動きはじめたようにすら感じ、運命的な出会いを感じたのです。
エスプレッソトニックをお供に選んで注文し、テーブルにつきのんびり待った。

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バゲットを使って作ったフレンチトースト。
分厚く切られて表面バリバリ。
こんがり焦げてる。
ディップ液をたっぷりすいこみ、切ると芯まで卵色。
大きな気泡がたっぷりはいって仕上がるバゲットだから、思う存分ディップ液は染み込んでフォークで持つと重たく感じる。

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そこにこんがり焼けたベーコン。
ブルーベリーのジャムがたっぷり。メープルシロップは別ぞえで、まずはそのまま。バリッと硬い部分がこわれてふっくらとしたパンの内側がとろけてく。パンそのものの塩の風味が力強くていい感じ。
ジャムは酸っぱく、その酸っぱさがパンの持ち味を甘みに変えてまたうまい。
お供のエスプレッソトニックのエスプレッソはコロンビア。酸味が強くてスッキリとした苦味がトニックウォーターの苦味、甘みとあいまって朝の体をやさしく潤す。

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メープルシロップをかけて味わう。
フレンチt−ストの上にかけた途端にカラメルみたいな香ばしいかおりがわきたち鼻をくすぐる。パンがゴクゴク、メープルシロップを飲み込んでしっとり、プルンと食感やさしくかわってく。
脂がおいしい上等なベーコンです。焼かれて焦げるとこれもカラメル的な香りを発してバリバリになる。バゲットのバリバリとベーコンのバリバリ。そしてどちらも噛んでるうちに旨味、香りを吐き出しながらとろけて。そこにメープルシロップの甘みに香り、ブルーベリーの酸味が混じってまいっちゃうほどおいしく、力がみなぎってくる。
朝の重たい気持ちがリセット。甘いものは心の栄養。おいしいモノは生きる糧。ありがたいなと思って店をあとにする。


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