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寿司が回ればわさびも回る、天下寿司

家に帰る前に軽い夕食。回転寿司の「天下寿司」。

大好きだったお店のひとつ。
普通のものが普通においしく、値段も決していばっていない。
シャリがおいしく人肌で、ひんやりとしたネタがやさしくあったまりお皿の上でめざめる感じがなんともおいしい。

ベルトの上をワサビが入ったお椀が回っているのもたのしく「WASABI」とアルファベットで書かれているから海外の人のために流しているんでしょうネ…、醤油が緑色になっちゃほど溶いて食べる人が多いから。
脂ののった魚にはたしかにワサビがおいしくて、ボクもたっぷり、醤油皿のサイドに乗せる。

今日は貝がおすすめでホッキにホタテ、つぶ貝の三貫盛りをまず食べる。ネタは新鮮、酸味がキリッとご飯の甘みをひきしめる人肌のシャリがなによりおいしくお腹よろこぶオゴチソウ。

マグロ三貫盛りも注文しました。

赤身に中トロ、トロがそれぞれ一貫づつの盛り合わせ。
どれもすっきりとした酸味が後口ひきしめて、脂の量に応じて甘みや旨味の度合いが変わってくる。
ボクは赤身のひんやりとした食感、味が大好きで赤身を最後に残して食べる。
本当は脂の少ない方から多い方へと食べてく方がいいのだろうけど、好きなんだからしょうがない。

「えびがおいしい寿司屋が好き」ってタナカくんは常々言ってて、そういう意味でここは合格。むっちりとした分厚いエビ。塩茹でにしてだからそのまま食べても十分美味しくエビの甘みや香りが強い。しかもたったの130円。それがなによりありがたいよね…、って言って食べてた。なつかしい。

ウニの一貫盛りをたのんだ。

ここの巻物、軍艦巻きは海苔がうまいのがいいところ。ハリがあって歯切れがよくて、海苔の風味は力強くてとはいえネタを邪魔しない。ウニはミョウバン臭くはなくて甘みは若干弱いけれども十分おいしいオキニイリ。
アナゴも好物。

ふっくら炊いたアナゴをタレをまとわせ焼いたもの。うえにたっぷりアマダレつけて、このアマダレがなんともおいしい。ぽってりとろけるアナゴの食感、シャリがハラっとほぐれて散らかりねっとりとしたタレがまとめて消えていく。
「かんわさ」で〆。

干瓢にたっぷりわさびを加えて巻いた、つまりカンピョウワサビを略してかんわさ。クニュっと剥ぎれる干瓢が甘くて香りこうばしく、そこにビリリとワサビが効いて辛味が鼻から突き抜ける。おいしかったネ…、また来よう。


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