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オスロで朝。こんなところにもインバウンドさんたちが!

朝から風の強い月曜。それで近所で朝ごはん。

ゆっくりできるお店にしようとひさしぶりのオスロコーヒー。
みんなおそらくのんびりするつもりでここにやってくるのでしょう。
近所にはドトールコーヒー、カフェベローチェ、あるいはモリバコーヒー、スタバとコーヒー系のファストフードはたくさんあってけれど喫茶店はほとんどない。
だからここはセルフサービスの喫茶店って位置付けなんでしょう。
来るたびネットワーク系の人や対面営業の人が増えてて話の内容が気になってしょうがないから落ち着かない。まぁ、聞かなきゃいいんだけど気になるんだからしょうがない(笑)。

しかも四谷三丁目のような町にもインバウンドさんが朝ごはんを食べに来る。ホテルもあるけど、民泊施設が多いのでしょう…、コロナ前の町の様子にもどりはじめたみたいです。

500円でトースト、ゆで卵、コーヒーがつく朝食セット。
コーヒーいっぱいの値段だから「コーヒーをたのめば朝食無料」って謳い方もできるんだろうけど、それじゃぁ、安売りに見えちゃうからあくまでセットで500円。
じっくり時間をかけてハンドドリップでコーヒーを落とすというところがやはりどこか喫茶店的。
5分ちょっとで朝のセットが出来上がる。

まずゆで卵を剥く儀式です。
キレイに向ければラッキーデイって勝手な願掛け。
だから慎重に丁寧に。

ただ慎重に剥けばキレイに剥けるかというと決してそんなこともなく、殻と白身の間の膜を剥がしていかないといけないんです。
不思議なことに剥がれやすいところとそうじゃないところが必ずあって、それを探りながら剥いでいく。
無理やり剥くのなく剥けたいところを探して剥くのが寛容で、人間関係と同じかなぁ…、って思ったする。キレイに剥けた!

トーストを4切れにちぎってバターを軽く塗る。もともとバターが乗っかっていたひと切れにはバターをたっぷり残してそこに砂糖をパラリ。

卵を半分に割ってトーストふた切れに乗せて塩をパラリとふりかけて食べる準備ができる。
カサカサのトーストが舌に触って卵と一緒に歯切れて潰れる。カサカサがあっという間にムチュンと食感なめらかになり、卵の香りや味が混じってとろけてく。

バターと砂糖のトーストの噛むとひんやりバターが滲んでそこにジャリっと砂糖が潰れて甘しょっぱくなってく感じもたまらぬゴチソウ。
節制しなくちゃいけないと頭は言うも、なんとかなるに違いないってお腹は言います。しょうがない。


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