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冷やしなのにあったまるきしめん

今日は夕刻移動の出張。
準備のために一旦帰宅。
四谷三丁目で昼ごはん。
尾張屋四谷本店にする。

珍しいことにご婦人方でおおにぎわい。カレー南蛮のおいしい香りや鍋焼きうどんの湯気にお腹がぐーっとなる。
ひさしぶりに冷たいきしめんを食べてみようと、冷やしごまだれきしめんにした。

注文すると「冷やしごまだれ、紐で」と厨房に言う。
紐はきしめん。
この呼び方をタナカくんは気に入っていて「今日は紐だね」なんて家からここに来ながら言ってた。
なつかしい。
厨房は大忙しなんでしょう。のんびり待ちます。ダムウェーターの音がブーンと鈍くなり、お待たせしましたと冷やしごまだれきしめん到着。冷やしごまだれきしめんはタナカくんの夏の好物。なつかしい。

シャキッと冷やしたきしめんに豚肉、野菜にごまだれ。栄養、滋養豊富なところがうれしい一品。

豚肉は脂の少ないもも肉を甘辛味に煮付けてさましたものが5枚。
すっかり脂が落ちていて肉そのものはさっぱりしていて、どっしり味のごまだれがからんでちょうどいい塩梅。
むっちりとしたきしめんです。ちょっと厚めで歯ごたえがあり、表面ざらっと小さな凸凹。タレをからめて口の中へといざなうおいしさ。
茹でたわかめにほうれん草。細切りきゅうりに太いカニ棒。
わかめはプルプル、くったりとしたほうれん草にはごまだれたっぷりからんでしっとり。きゅうりがバリバリ奥歯でこわれ、ふっくらとしたカニ棒の旨味にウットリ。

食事を終えてお薬を飲もうとしたらぬるいお白湯をグラスに入れてくれました。


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